以前サントリーフラワーズに勤めていたTさんからサンパラソルがとっても綺麗に咲いているのよ」とのお話を聞き、これは取材をさせていただかなくては!とお邪魔してきました。
たくさんのサントリーフラワーズのお花を育ててくださっているTさんのお庭。(撮影は6月下旬に実施)
撮影の日は残念ながら雨模様。晴れている日ならお日様の光を浴びてもっと綺麗な写真が撮れたはずと少し残念です。でもTさんのお庭には飾り方のアイデアいっぱいです。皆さんもぜひご参考に!!
東京都葛飾区、ガラスブロックの大きな窓が印象的なTさんのお宅。道路に面してL字型になっているお庭。お庭と道路の境は塀ではなく格子状の白いフェンス。このフェンスを見事に生かした外に向かって「見せる庭」になっています。
家に向かって歩いていくと溢れるように咲く優しい色合いのサフィニアのハンギングが目にはいってきます。 そしてその横にはフェンスに巻き付いた豪華なサンパラソル。
2年目になるサンパラソルはとても大きく生長。このフェンスがサンパラソルのようなツル性の植物にはぴったり。 トレリス以外にもベランダの手すりやお庭のフェンスなどがある方はぜひサンパラソルを育ててみてはいかがですか。 艶やかなグリーンの葉に鮮やかな花が咲く姿は夏のお庭を豪華に彩ります。サンパラソルを見た通りがかりの方がインターホンを鳴らして花の名前を質問していったこともあるそうです。
そして印象的だったのがタピアンや花手毬たち。
生育旺盛なこの花たちはお庭の鉢からフェンスを乗り越え外側にしだれるほどに大きく育っています。足元に小花が咲き溢れる様子は本当に愛らしい光景でもっと外に行きたい、道行く人に見てほしい!とお花が主張しているようです。
花のカーペットのように広がって咲く、タピアンや花手毬を上手に活用すると全体がコーディネートされた空間になります。
フェンスに絡まったサンパラソルや花手毬、タピアンたちがお庭と道路を直線的に区切るのではなく、立体的な奥行きのあるお庭を造り上げています。
満開を迎えているミリオンベルの横には切り戻した後のミリオンベルの鉢もありました。これぐらい思いきった切り戻しが次にも綺麗にさかせるコツ。
全ての鉢を一度に切り戻すのではなく時期をずらして交代にすればお花が全てなくなってしまうこともなく、いつも花を愛でることもできますね。
Tさんは切り戻したお花をキッチンや出窓のスペースに綺麗に飾って楽しんでいます。
切り戻した後のお花もこうやって家の中を飾る花として大活躍です。
通りを行く人たちも綺麗なお花に目をとめて、「綺麗ですね」「なんというお花ですか?」など話しかけられることもしばしば。ご近所の皆さんもTさんのお庭で季節を感じ、癒されているようです。