今回はメインとなる色を決めてから寄せ植える方法をご紹介します。
例えば、ピンク系やブルー系、ホワイト系、イエロー系などなど、メインに使うカラーを決めて、その同系色の濃淡で花色をそろえるだけで、洗練された寄せ植えが完成します。
また、隣り合う花が段階的に色味を推移させるグラデーションの配色にすると、似ている色同士がしっくり調和するので、心地良さを感じさせます。
ここではサフィニア、花手毬などを使い、グラデーションのテクニックでアレンジした寄せ植えをご紹介します。
ブルーの濃淡で仕上げた、上品な配色の寄せ植えです。
簡単なのに上級者のテクニックに見えるコーディネートなので、すぐに真似できますね。
ミリオンベルの小花の間から垣間見えるグリーンの枝葉がアクセントになり、とても爽やかなイメージに仕上がりました。
ここでは高さが低めのコンテナを使用しているので、コンテナ自体が鮮やかな花で覆われて、花の魅力をより強調することができます。
特に、サフィニアやミリオンベル、キャンディボックスなどの花数の多い花を選ぶと、このようなダイナミックな表現が可能になります。
A:ミリオンベル 色:ブルーサファイア (終売)
B:キャンディボックス 色:ブルーキャンディ (終売)
C:サフィニア 色:ラベンダーレース
こちらは、サフィニアのパープルと花手毬のさくら、濃いピンク系の花がバランスよく配置され、それぞれの花の美しさが引き立っています。
最初に、ベースカラーとなる色(ここではピンク)を決めれば、あとは難しく考えずに花色を選べます。
このように、手前に下垂れるサフィニア、センターにこんもりと立ち上がる花手毬を配置することで、立体感がうまれ、ピンクのかわいらしさだけではなく、生き生きと活動的な鉢に仕上がりました。
色合いに微妙な変化をつけながら、統一感をもたせるコーディネートは、簡単なのにおしゃれですね。
A:サフィニア 色:パープル
B:花手毬〔こんもり咲き〕 色:さくら (終売)
C:濃いピンク系の花