園芸コラム

聖夜をロマンティックに演出 大切な人との気持ちをつなぐムーンダストでクリスマスにぴったりなアレンジメント

幸せを願う青い花「ムーンダスト」。
「永遠の幸福」という花言葉にふさわしいブルーの可憐な花びらは、クリスマスの夜を特別に演出します。
今回は、ムーンダストを使ったクリスマスにぴったりなアレンジメントをご紹介しましょう。


皆さんはどのようにクリスマスをお過ごしですか?
ごろは、わが家で家族と過ごしたりホームパーティを開く人も増えているようです。
いつものリビングに花を添えて、暖かい食卓を囲みゆったりとお気に入りのひとときを過ごすのも素敵ですね。
心を込めた演出は、きっと大切な家族や恋人の心をうち、気持ちをより深めます。

詩人メーテルリンクの童話「青い鳥」や結婚式で花嫁が身に付けると幸せになる「サムシングブルー」の言い伝えなど、「青」には昔から「幸せ」をイメージする伝説が多くあります。 そんな青を基調とした清らかな花は、まさに特別な日の演出にぴったりです。 それでは早速、いくつかご紹介しましょう!

キャンドルスタンドとして、最高にゴージャスな食卓を演出

画像:キャンドルスタンドとして、最高にゴージャスな食卓を演出

気分を高めてくれるキャンドルはクリスマスの必須アイテム。 ゴールドやシルバーのキャンドルに、ヒイラギやヒバの葉を添え、ムーンダストをバランスよく配置します。
ポイントに赤い姫リンゴの実などをおくのも効果的ですね。

ムーンダストがキャンドルのほのかな明かりに照らされる様子はとてもロマンチック。 ジャズなどのムーディなメロディが今にも聞こえてきそうです。

シャンパンの足元にも

画像:シャンパンの足元にも

シャンパンにも飾り付けをしましょう。
シャンパンボトルの足元を、グリーンのリースとムーンダスト、松ぼっくりなどでアレンジします。
アクセントに透き通ったオーガンジーやキラキラ光るリボンを添えれば、より華やかに。

いつもと違う食卓を彩るテーブルセッティング

画像:いつもと違う食卓を彩るテーブルセッティング

ムーンダストの花だけをつまんで、お皿のナプキンに1輪ポンと置く。
それだけで高級レストランのような雰囲気に大変身。
また、花だけを輪にしてキャンドルやワインボトル、オーナメントをたてる。

どれも簡単にできるアレンジです。

シルバーの器なら簡単にクリスマスムードが楽しめる

画像:シルバーの器なら簡単にクリスマスムードが楽しめる

100円ショップなどにもある銀色のミニバケツでも、クリスマス風アレンジができます。 短くカットしたムーンダストとガーベラ、実ものをあわせて。
小さな器にアルミホイルを巻いて銀色にしてもOK。
どこにでも飾れる小さな器がポイントのアレンジメントです。

ケーキやワインなどの手土産には小さなブーケを添えて

画像:ケーキやワインなどの手土産には小さなブーケを添えて

花色の違うムーンダスト3色を1輪ずつ束ね、リボンをあしらえばクリスマスにぴったりのミニブーケ。
ホームパーティなどに招かれたら、手土産のケーキやワインなどに添えてセンスアップな贈り物に。

ワンポイントアドバイス:初心者さんの「フラワーアレンジメントのポイント」

画像:ワンポイントアドバイス:初心者さんの「フラワーアレンジメントのポイント」

1.花が長持ちする方法

花は「水切り」をします。
水の入った容器の中に茎を浸したまま行います。
先端から2〜3cmのところを、できるだけ切り口が斜めになるようにカットします。
そうすると水の吸収面が広くなるので、花が長持ちします。
また、茎の先がとがっているとアレンジメントする際に使う吸水スポンジにも差しやすくなります。
花瓶に刺す場合もこの切り方でOKです。

2.吸水スポンジあれこれ

フラワーアレンジメントのベースとして使う吸水スポンジは、花材専門店、大手雑貨店などで購入できます。
値段は、一般的なもので300円前後。
ブロック形やリース形など、いいろいろな型から選べます。
また、自由にカットして使用できます。

3.吸水スポンジの扱い方

スポンジをカットする時のコツは、しっかり中まで水を吸わせた後に行います。
大き目の器に水をはり、スポンジを水面に浮かせるように静かに入れます。
水を吸い上げた重みで自然に沈んだら、吸水完了。
途中でひっくり返すのは厳禁です。
じゅうぶんに吸水したスポンジを器に入れ、バランスと彩りを考えて、水切りした花を差していきます。

園芸コラム一覧ページに戻る

ページの先頭へ

ページの先頭へ