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さすが京都のおもてなし!〈天然水のビール工場〉京都に行ってみたさすが京都のおもてなし!〈天然水のビール工場〉京都に行ってみた

さすが京都のおもてなし!〈天然水のビール工場〉京都に行ってみた

2023.4.27

コウ
京都って、いいよなー。
ジョー
古き良き都、って感じがするよね。
ケン
平安京ね。
コウ
その前は、奈良が都だったんでしょ?
ケン
そう、平城京。
ジョー
詳しいね、他の世界の歴史なのに。
ケン
ふふふ。勉強しました
コウ
あれ?もうひとつあったよね、都。
ジョー
平安と平城のあいだに?
ケン
えっ・・・。平成?
今回のファクトリップ、いよいよ京都へ!

今回のファクトリップ、いよいよ京都へ!

サントリーのビール工場があるところ。それは良質な天然水があるところ。
群馬、武蔵野、京都、熊本。
今回は、サントリービールの第二の工場、実は50年以上もの歴史のある
〈天然水のビール工場〉京都
へ、レッツ・ファクトリップ!

京は京でも、長岡京!

工場があるのは、京都駅から電車で10分程度の「長岡京市」。京都には何度も訪れていますが、長岡京は初めて。「そうだ京都、行こう。」と思っても、なかなか足を運ばない未知の京都です。

なんと立派な平城京から鳴くようぐいす平安京に都が移ったのは、歴史の授業でも習いましたよね。でも実は、平城京から平安京に移る間の10年間だけ都だった場所があるの、知ってましたか? そう、それがここ、長岡京なのです。

かつて、ここが日本の中心だったんだ。しかも10年限定の、幻の都。駅前の風景を眺めながら、都の歴史に想いを馳せます。
調べてみると、平城京はどうやら水上交通の便が悪かったのに対し、長岡京には大きな川や豊かな水があり、それが遷都の大きな理由のひとつだったのだとか。水に恵まれた都、長岡京。なるほど、サントリーのビール工場がこの地にある必然を感じます。

シャトルバスでGO!

長岡京駅から工場までは、無料のシャトルバスが運行されているので、そちらを利用します。

わかりやすいバスのりばに

わかりやすいシャトルバスが到着。いざ、工場へ!

すぐに工場到着。
そしてすぐに見どころドーン!

乗り込んで10分も経たないうちに到着。バスを降りて後ろを振り返ると・・・

巨大タンクが整然と立ち並ぶ御姿がドーン!!!ビールを発酵させるタンクだそうで、高さは約20メートル。ガンダムとほぼ一緒!それが何体も!!この巨大タンクのなかでビールがビールになっているのを想像すると、なんだかザワザワしてきます。工場マニアではないですが、この風景にはグッとくるものがあります。

受付では、スタッフの方がめちゃくちゃ笑顔で迎えてくれます。
さすが京のおもてなし。

受付のあとは、ホールでしばし待機。

ホールから眺める中庭。品の良い和な感じが、あぁ京都っぽい。程なくしてシアタールームに案内され、見学ツアーが始まりました。

見学ツアー、スタート!

ガイドの方とコミュニケーションしながら、こだわりのムービーを視聴。

その後は外に出て、いよいよあの巨大タンクの建物の中へ。

ツアーの中身に関してはネタバレになるので、ここからは個人的なハイライトのみご紹介します。

工場内クルーズ!?
バスに乗って見学できるのは京都だけ!

発酵からパッケージングまで、美味しいビールが出来る工程を順を追って見学。工夫の凝らされた展示で醸造家のこだわりや情熱を知り「ビールづくりってなかなかすごいな」なんて思いつつ、そろそろ見学パートも終盤な雰囲気を感じていたら・・・

バス、登場!えっ、ここからバス乗るの?

どうやらバスに乗って楽しめる見学体験が残っていたようです。
このジャングルクルーズならぬ工場内クルーズを楽しめるのは, 京都だけ。

※出荷の様子が見られない日もございます。


バスでの見学では、今まさに出荷されていくビールの姿を見ることができます。

なんというか、工場の内部に入り込んで、工場員の皆さんの働きっぷりまで覗かせてもらっているような感覚。このクルーズ、結構わくわくします。

最後は、例の壮大な眺めまで戻ってきて、見学工程は終了。

締めくくりはお待ちかねの…。

正直に言います。このときを待ちわびていました。
見学中も、ずっと。なんならシャトルバスで向かっているときから、ずっと。

これまで教えてもらってきたこだわりや情熱が詰まった一杯。

しかも、リニューアルされたばかりで、“華やかな香り”と“深いコク”が
より上質に、一層鮮やかになったという「ザ・プレミアム・モルツ」。
なんかもう、神々しい。

ありがたく、頂戴します!

くぅーーーーーーーーーーーーーーー!

すみません、最初の一杯は、夢のようで、もはや記憶にございません。しかし強烈に、とびきり最高だったのは確かです。
その後、3種類を飲み比べてしっかり味わい、さらには一番好みだった一杯をアンコール試飲。ほんと、こんなに楽しんじゃって、いいんでしょうか。

試飲体験については、こちらの記事でもご紹介しています。

◆サントリーのビール工場で体験できる“本気の試飲”をぜひ!

記事を読む


感動は試飲だけでなく。

大満足の試飲体験を終え、会場を出ようとすると…

スタッフの方が声をかけてくれました。
今回、というかサントリーの工場見学はいつもなのですが、ほんとうにスタッフの皆さんのホスピタリティが凄い。「あのときは手をあげていただきありがとうございました!」とか
「よかったらお写真撮りましょうか」とか。すべての参加者に対して心を配っている感じが、わざとらしくなく伝わってきます。

ショップでおすすめを聞いても、丁寧に答えてくれました。

帰りのシャトルバスも、車内の参加者に丁寧なお声がけ。

バスが見えなくなるまで、しっかりと手を振ってお見送りされていました。

私はちょっと寄りたいところがあって、タクシーを利用したのですが

いつまでも手を振ってくださっていました。
場や空間の素敵さやツアーの面白さも大切ですが、
また行きたくなるって、こういう“人の魅力” が大きいんですよねー。
また来ます、必ず!

工場見学後の観光もまたファクトリップ!

向かったのは、工場からほど近くにある「長岡天満宮」。

せっかくあまり来ない方の京都まで足を伸ばしたのだから、と来てみたのですが・・・

めちゃくちゃ心地のよいところ!
工場見学の前後、ぜひとも立ち寄りたいスポットです!

ちゃんとお参りして、今回のファクトリップは終了。

思ったのですが、工場見学のあとの観光って…最高!
見学や試飲やおもてなしによるご機嫌な気分もあいまって、旅の心地よさや楽しさが倍増している!
遠足は帰るまでが遠足ですが、ファクトリップは工場見学の前後の観光も含めてファクトリップ。

長岡天満宮に置いてあった観光ガイドにもしっかり〈天然水のビール工場〉京都を含むモデルコースが紹介されていました。
ふむふむ、今回はシャトルバスを利用したけれど、このガイドにあるように、幻の都の名所をぶらりと歩いて巡ってから、工場見学で締めるのも、ありだな。
よーく歩いてからの、よーく冷えた最高の1杯。
あぁ、絶対にもう一回来よう。
そう心に決めたファクトリップでした。

今回のファクトリップ

京都に訪れたなら長岡京、そしてビール工場にも足を伸ばす価値あり!