「サントリーフロムファーム　登美の丘甲州2021」が
日本で唯一のプラチナ受賞！

2023年6月、世界的に権威のあるワインコンペティション「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023」にて「サントリーフロムファーム　登美の丘甲州2021」が日本ワインで最高位＆唯一となるプラチナ賞を受賞しました! 登美の丘のワインはこれまでも、国内外のコンペティションにて数々の賞を受賞してきました。

また、G7 広島サミットのパートナーズプログラムの夕食会では、「登美の丘〈赤〉2020」が提供されました。今回は、世界に認められたワインづくりの秘密に迫るべく、コウ・ジョー・ケン出動です。

ワインを知りたいなら、“テロワール”を知るべし。

テロワール（Terroir）とはフランス語で、「風土の、土地の個性の」という意味を成す言葉。ワインの味わいや品質に大きく影響するぶどう畑の「土地の個性」のことを指します。今回は、そのテロワールを身をもって体験するため、三人はサントリー登美の丘ワイナリーを訪れたようです。

コウ)
いやー、来たね。登美の丘ワイナリー。
ジョー)
登って美しい丘のワイナリー。ほんと、その名の通りって感じ。
ケン)
美しいよね。天気もバッチリだ。

コウ)
今回はさ、知りたいのよ。“テロワール”ってやつを。
ジョー)
テロワールって？
ケン)
テロワールとは、ワインの味わいの決め手になる、ぶどう畑の土地の性質。
一般に、土壌、地勢、気候、人的要因などにより総合的に形成されるもの。（ドヤ）

ジョー)
おぉ。ケン、詳しい。
コウ)
いや、なんとなく知ってるよ、意味は。でもさ、やっぱり肌身で体感するのがいちばんでしょ。

ケン)
確かに。さっきのも、ググっただけだし。
コウ)
現にさ、もうすでにバンバン感じるよね。登美の丘テロワール。
ケン)
うん。とにかく気持ちいいね。
ジョー)
うん。めちゃくちゃ美しいね。
コウ)
でしょでしょ。では、もっと体感するために、ぶどう畑行ってみましょう。

見学用のぶどう畑をぶらり。

コウ)
着いた着いた。見学用のぶどう畑。いやー、いいねー。

ケン)
っていうかさ。ほんと景色やばくない？
ジョー)
絶景。さっきからずっと絶景。
コウ)
こんな景色の中で育ったら、そりゃいいぶどうになるよ。
ジョー)
確かに、詳しいことわかんないけど、絶対ひねくれないよね。
ケン)
ほら、植物も音楽聞くとよく育つとか、あるじゃん。きっとこの素晴らしい景色もなにかしら作用してるよ。
コウ)
絶景テロワールだ。
ジョー)
テロワールって言いたいだけやん。

富士山や南アルプス・甲斐駒ケ岳、八ヶ岳などに囲まれた登美の丘ワイナリー。高い山に囲まれることで雨雲が来ることが少ないため、山梨でも雨の少ない土地に位置しています。ワイン用ぶどうは、一般的に雨が少なく、日あたりのよい、一日の寒暖差が激しい気候を好みます。また、畑が南向き斜面に広がっているため、日あたりにも恵まれて、標高も高いため冷涼で、収穫期の昼夜の気温差が10℃以上になる日も多く、ぶどうの熟度も高まります。美しい眺めの登美の丘は、“ぶどうづくり”にとって理想的とも言える環境なのです。

色づいたぶどう達と、ご対面。

コウ)
おぉー、ぶどうだ。こんな近くで見られるんだ。
ケン)
結構色づいてるね。もうすぐ収穫って感じなのかな？

3人が訪れた8月後半は、色づき、成熟を続けるぶどうを間近で見られる季節。もうすぐ収穫期を迎えようとしています。

ジョー)
ぶどう、かわいい。
コウ)
いや、きれいだな。どちらかというと。
ケン)
（美味しそうにしか見えない）

コウ)
いろんな品種が見られて楽しいね。説明もあるし。
ジョー)
シャルドネって、聞いたことあるわ。

ケン)
結構見た目も違うんだねー。
コウ)
（やばい、ケンがぶどうに見えてきた）
ジョー)
（ふふふ、ケンがぶどうにしか見えない）

ほら、足元をみてごらん。

ケン)
なんか結構、雑草生えてるね。
コウ)
いわれてみれば。虫もいっぱい住んでるね。
ジョー)
仕方ないよ。ワイナリーの人も、いろいろ忙しいだろうからさ。

いえ、除草をサボっているわけではないんです。登美の丘ワイナリーでは、原則として除草剤を使わず、草が生えた状態で作物を育てる「草生栽培」という栽培法を取り入れています。 農薬や肥料を最小限にすることで、土壌に微生物や益虫が増え病害虫が減る好サイクルが生まれ、生物多様性に富む豊かな土質となる。「風土と寄り添いながら、品種を通して、この土地の特徴を表現していく」そんなワインづくりを目指しています。

コウ)
でもなんかいい感じがする。草の匂いとか、虫の声とか。テロワールって、こういうことか？？

ワイナリーの最高地点へ。

3人は見学用のぶどう畑から、ワイナリーで一番高いところにある眺望台へと移動しました。
※眺望台にお越しいただけるのはツアー参加者様のみです。

コウ)
ここ、ワイナリーのいちばん高いところらしいよ。
ジョー)
どんな眺めなんだろ。いや、きっと凄いんだろうけど。

コウ)うわー・・・。
ジョー)ほー・・・。
ケン)これは・・・。

コウ)
テロワール、ちょっとわかった気がするわ。今感じてるこの感じ、まさに風土ってやつが、全部ギュッとぶどうになって、それがさらにギュッとワインになるってことでしょ。
ケン)
ググっただけじゃわからんわ、これは。
ジョー)
ほんと、体感できてよかった。
コウ)
いやー、ワインって、すごいものづくりだね。

再びぶどう畑へ。

コウ)
壮大な風土感。からの、ぶどう一房、一粒。
ジョー)
さっきはかわいかったけど、もはや尊いね。
ケン)
わかる。　なんか一礼したくなるわ。

場内のぶどう畑では、主に11品種のぶどうを管理・栽培し、登美の丘の気候・風土のなかで、どの畑にどのような品種が適しているか、どう栽培したらいいかを常に考え、愛情を込めてぶどうの世話をしています。

ジョー)
広大な敷地のなかでも、品種ごとに畑を細かく分けて育てているんだね。
ケン)
しかも、つくり手は、一本一本の樹の状態を見極めて、栽培方法を変えたりしてるらしいよ。
ジョー)
めっちゃ手間かかってる。

コウ)
自然におまかせ、風土よければすべて良し、ってわけじゃないってことね。
ケン)
人の手も、テロワールってことだ。

テロワール散歩を終えて。

コウ）
いやー、よかったね。ぶらりテロワール散歩。
ジョー)
最高だった。このソファーも、なにげに最高だね。
ケン)
ここでワインのテイスティングもできるらしいね。

ジョー)
見学してきたぶどうでつくられるワインを畑と絶景を眺めながら、その場で飲み比べられるなんて・・・
ケン)
ワイナリー限定ワインなんかもあるらしいよ
ジョー)
最高です。

コウ)
今日のこの体験をしたら、そりゃ賞も取るわ、と思ってしまった。
ケン)
あぁ、登美の丘のワイン飲むたび、今日のこと思い出すわー、きっと。
ジョー)
それ、めっちゃいいじゃん。景色とか、匂いとか思い浮かべながら味わうワイン。
コウ)
いいねー。なんかワインの楽しみが俄然ひろがりそうだ。
ジョー)
テロワールの世界、もっと肌身で感じたい！！
ケン)
今回はぶどう畑をぶらりしただけ。ワインづくり、テロワールの世界はまだまだ奥が深そうよ。
ジョー)
また来ましょう。すぐ来ましょう。
コウ)
まだ伸びしろあるね。私たち。

登美の丘のテロワールを体感した3人。風土、と言葉にしてしまうとシンプルだけれど、登美の丘のそれは、驚くほど美しく、心地よく、感動に溢れている。“ワインづくりの理想郷”と呼ばれる理由を五感で知ることができたようです。しかしまだ、3人はワインづくりの奥深い世界の入り口に立っただけ。テロワールなファクトリップはまだまだ続きそうです。

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登美の丘ワイナリー
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