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白州蒸溜所便り

【白州蒸溜所】"白州の森"の新しいスポットをご紹介!

2024年7月8日

こんにちは。森川ユタカです。
夏にむけて、白州蒸溜所を囲む木々の葉もだんだんと緑が色濃くなってきました。
今回は、"白州の森"ならではの魅力を一層体感できる新たな見どころをご紹介します。


2406hd001.jpgビジターセンターを抜けるとバードブリッジがお出迎え


白州蒸溜所にご来場したお客様をお迎えする「ビジターセンター」と、道路を挟んで向かいに広がる野鳥の保護区「バードサンクチュアリ」を結ぶ橋「バードブリッジ」が、5月18日に開通しました。木を基調としたデザインは、まるで"白州の森"の一部のように馴染んでいます。
「バードブリッジ」にはエレベーターもございますが、天気が良い日はぜひ、のんびりと階段で上がっていただき、これまでとは違った視点から白州の景色をお楽しみください。


2406hd002.jpg「バードブリッジ」の先は、"白州の森"へといざなう玄関のよう


「バードブリッジ」の上で耳を澄ませると、野鳥たちのさえずりがいつもより近くに感じられ、まるで野鳥たちの会話が聞こえてくるような気がします。木々も間近に見えるので、"白州の森"をより身近に感じることができます。


2406hd003.jpg緑の中に小さなサクランボ


「バードサンクチュアリ」の入口付近で実を結んだサクランボが、先週訪れた時よりも少なくなっていました。おそらく野鳥がついばんだのでしょう。皆さんもタイミングによっては、サクランボをついばむ野鳥の愛らしい姿を見ることができるかもしれませんね。


2406hd004.jpg木々が重なる様子は、緑のトンネルのようです


「バードブリッジ」を越えると、目の前には「バードサンクチュアリ」が広がります。
白州蒸溜所では、1973年の竣工当時より敷地内に野鳥の保護区「バードサンクチュアリ(野鳥の聖域)」が設けられており、豊かな自然と清らかな水を育む環境を守るための活動が行われています。


★野鳥のすむ森でのウイスキーづくり


野鳥は自然環境のバロメーターといわれ、環境が悪くなれば姿を消してしまいます。そのため"白州の森"では、野鳥を保護することが自然環境を守ることにつながるという考えのもと、野鳥保護活動に取り組んでいます。多種多様な野鳥が過ごしやすい環境を、いつまでも大切にしていきたいですね。


2406hd005.jpg「バードサンクチュアリ」のベンチでひと休みできます


「バードサンクチュアリ」の途中に置かれたこちらのベンチは、花崗岩でできています。
白州蒸溜所の奥にそびえる南アルプスの山々を構成する花崗岩層は、降り注いだ雨や雪解け水をろ過し、ミネラル分を与えてくれます。約20年もの長い年月をかけて自然に磨かれ、ミネラルを含んだ清らかな水が、シングルモルトウイスキー「白州」の仕込水となります。


2406hd006.jpg野鳥を身近に感じられる新たな仕掛けも登場!


白州の森を訪れる野鳥はなんと、年間約50種類以上です!「バードサンクチュアリ」では、鳥をより身近に感じていただけるよう、様々な仕掛けをご用意しています。緑が深く野鳥を見つけづらい時は、ピンポイントで探すのではなく、鳴き声の聞こえる方向全体に意識を向けると見つけやすいそうです。ぜひ試してみてくださいね。


2406hd008.jpg場内の広場にて


羽ばたく野鳥を写真に収めるのはなかなか難しいですが、撮影するのでしたらハクセキレイがおすすめです。ハクセキレイはとても人懐っこく、特に繁殖期を迎える春から夏にかけてのこの時期は、遊歩道沿いの木の枝や場内の広場に佇む姿を見かけます。初心者の方でも撮影しやすいのでぜひ探してみてください♪


今回は"白州の森"の新しい見どころをご紹介しました。
バードブリッジから始まり、バードサンクチュアリの中を通りぬける新たな導線では、「白州の森」を存分にお楽しみいただけます。
皆さん、ぜひ新しくなった"白州の森"を体感しにお越しください。



【お知らせ】工場見学コースのうち「白州蒸溜所ものづくりツアー」と「白州蒸溜所ものづくりツアー プレミアム」は抽選制となります。
詳細につきましては、白州蒸溜所のホームページにてご確認をお願いいたします。
※バードサンクチュアリのみの見学にも事前に「場内のみ」のご予約が必要です。

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