サントリーウイスキー蒸溜所便り

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白州蒸溜所便り

【白州蒸溜所】ウイスキーのつくり手に聞く、シングルモルトウイスキー「白州」のマリアージュ

2023年8月23日

こんにちは、森川ユタカです。
今回は、実際にウイスキーづくりを行っているつくり手がおすすめする、シングルモルトウイスキー「白州」のマリアージュを試してみます!

230822_001.jpg撮影中も笑顔の絶えない二人 左:福田さん 右:前田さん


今回インタビューしたのは、醸造担当の福田さんと貯蔵ブレンド担当の前田さん。二人は以前、「ルールのないウイスキーライブ」※に出演し、お気に入りのマリアージュも紹介してくれました。つくり手がおすすめする組み合わせとは、どのようなものでしょうか。
※「ルールのないウイスキーライブ」は、ライブ配信で工場見学を楽しめるコンテンツです。


230822_002.jpgほのかに柑橘が香る角煮とハイボール


はじめにご紹介するのは、前田さんがお気に入りのマリアージュ。おすすめするのは豚の角煮とハイボールの組み合わせです。そのままでもおいしい角煮ですが、柑橘類の皮を添えるのがこだわりだそう。


230822_003.jpg前田さん自身がレモンの皮を振りかけてくれました


口に入れてみると、レモンの爽やかな香りが「白州」と調和し、さらに角煮の脂のうまみと爽快感のあるハイボールで互いを引き立て合い、どんどん箸が進みます。

シングルモルトウイスキー「白州」は、すだちのような爽やかな香りが特長。そのため、柑橘との相性抜群です。今回はレモンを使用しましたが、すだちや柚子と合わせるのもおすすめだそう。冬の時季に試してみたいですね。


230822_004.jpg濃厚なチョコレートにはストレートを合わせるのがおすすめ


続いては福田さんのおすすめです。手軽なものと合わせるのが好きだという福田さん。ウイスキーとよく合わせるのはチョコレートだといいます。今回は、「白州」と相性がいいホワイトチョコレートを合わせてみました。


230822_005.jpgホワイトチョコレートと「白州」のマリアージュに思わず笑みがこぼれる


ホワイトチョコレートと「白州」の相性がいい理由は、ウイスキーを熟成させる樽にあります。白州蒸溜所の熟成樽は、ホワイトオークという木でつくられたものが多く、この樽で熟成を行うと、バニラのような香りが生まれます。このバニラのようなふっくらした甘い香りがまろやかなホワイトチョコレートと相性抜群なんですよ。
福田さんはこの日のために、別のつくり手 山下さんにもおすすめを聞いてきてくれました。
山下さんは以前、こちらの記事に出演しています。
★つくり手 山下さんにインタビューしている過去の記事はこちら


230822_006.jpg山下さんおすすめの、魚の南蛮漬けとハイボール


山下さんのお気に入りのマリアージュは、南蛮漬けとハイボールの組み合わせ。南蛮漬けの酸味が「白州」のほのかな酸味とよく合います。
甘酸っぱい南蛮漬けとハイボールの組み合わせは、夏にもピッタリですね。


230822_007.jpgお互いのマリアージュを試す二人


今回は、つくり手がおすすめする、シングルモルトウイスキー「白州」とのマリアージュをご紹介しました。つくり手ならではの視点もありつつ、それぞれの個性が光る素敵なマリアージュでしたね。皆様もお気に入りのマリアージュを探して、今後のウイスキーライフに役立ててみてはいかがでしょうか?



【お知らせ】白州蒸溜所は更なる白州の魅力をお伝えすべく、見学施設の改修工事を実施しておりましたが、2023年10月2日(月)より営業を再開いたします。
詳細につきましては、白州蒸溜所のホームページにてご確認をお願いいたします。


サントリー白州蒸溜所(山梨県北杜市)|ウイスキー蒸溜所見学 (suntory.co.jp)

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