こんにちは、水野めぐみです。
いよいよ12月も終わりに近づいてきましたね。
今回は、冬の山崎蒸溜所の様子と、寒い季節におすすめのウイスキーのマリアージュをご紹介します！

最近の山崎蒸溜所。朝晩は冷え込みを感じます

朝晩冷え込む山崎蒸溜所ですが、日中は日差しが暖かく感じる日もあり、見学の後にテラス席で、ウイスキーのテイスティングを愉しまれるお客さまもいらっしゃいます。
少し前までは、赤や黄色に色づいていた木々も葉を落とし、１月、２月と本格的な冬が来ることを告げています。

ひんやり冷たい貯蔵庫の中

年間を通して温度管理していない貯蔵庫の中に入ると、ひんやりと冷たい空気に包まれます。この季節は、樽の中で眠るウイスキーの香りも、他の季節に比べると穏やかに感じるんですよ。
木製の樽の中で長期熟成されたウイスキーの香りには「森林浴」と同じような心身をリラックスさせる効果があると言われています。
寒い冬は、ホットウイスキーにして愉しむと、湯気とともにただよってくるウイスキーの香りと温かさで、体の内側から温まるようで心落ち着く時間が過ごせます。

ホットウイスキーと焼き芋のマリアージュ

そんな、寒い季節のブレイクタイムにオススメしたいマリアージュをご紹介します♪

ひとつ目にご紹介するのは、ホットウイスキーと焼き芋です。
ホットウイスキーのレシピはとても簡単。グラスにウイスキーを注ぎ、80度のお湯をウイスキーの２～３倍程度加えます。マドラーなどで軽くまぜたら出来上がり。
ホットウイスキーと焼き芋を合わせると、体を温めてくれるだけでなく、焼き芋の優しい甘みにウイスキーの華やかな香りが相まってリラックスした時間を愉しむことができますよ。
※ホットウイスキーのつくり方はこちら

アイリッシュコーヒーとアップルパイ

ふたつ目は、アイリッシュコーヒーとアップルパイの組み合わせです。
アイリッシュコーヒーは、冬のアイルランドの空港で、冷えた乗客の体を温めるために考案されたと言われるホットカクテルです。
材料にはアイリッシュウイスキーと砂糖、ホットコーヒー、生クリームを使います。
まず、耐熱グラスに砂糖をひとさじ入れ、そこにホットコーヒーとアイリッシュウイスキーを適量加えます。仕上げに生クリームをフロートすると完成。
コーヒーのほろ苦い味わいに、ウイスキーが柔らかく寄り添い心地よいハーモニーを生みだします。
生クリームが加わることでくちどけも滑らか。アップルパイの生地からただようバターの香りと焼きリンゴの酸味にとてもよく合い、リッチな味わいを楽しめるマリアージュですよ。
※アイリッシュコーヒーのつくり方はこちら

蒸溜所の裏庭に咲くカンツバキ

今回は12月の山崎蒸溜所の様子と、寒い季節におすすめのウイスキーの愉しみ方をご紹介しました。
年の瀬が迫り忙しいこの時期、一日の終わりに、湯気が立ち昇る温かなウイスキーとスイーツのマリアージュでホッと一息ついてみてはいかがでしょうか。

※国産ウイスキーは、現在大変ご好評をいただいており、私どもの想定を上回る販売状況となっております。また、原酒を熟成させる期間が数年単位で必要なウイスキーは生産数量をすぐに増やすことが難しいため、国産プレミアムウイスキーは充分な数量をご提供することが困難な状況が続いており、皆様にはご迷惑をおかけしております。現在、原酒の増産に努めておりますが、今しばらくはこのような状況が続くものと考えられます。お客様には多大なるご迷惑、ご不便をおかけし心よりお詫び申し上げます。

【お知らせ】工場見学の営業に関する最新情報は、山崎蒸溜所ホームページにてご案内しています。ご来場前に必ず、営業日・時間、予約方法等のご確認をお願いいたします。「山崎蒸溜所ギフトショップ」へのご来場には、「山崎蒸溜所ツアー」または、「山崎ウイスキー館見学」のご予約が必要です。