白州蒸溜所便り
【白州蒸溜所】冬の白州の森からフォトレポートをお届けします
2022年2月4日
こんにちは、森川ユタカです。
今回は冬の白州蒸溜所からフォトレポートをお届けします!
雪景色の白州蒸溜所
白州蒸溜所では雪が舞う日が続いています。
この時期になると白州蒸溜所の付近からは、厚い雪に覆われた雄大な南アルプスの山々を見ることができるんですよ。
今年降り積もった雪も、やがて春になると解けて土にしみこみ、長い年月をかけて花崗岩層によってゆっくりと磨かれ、いつの日にか「白州」の仕込み水になっていくことを想像すると、何だかロマンを感じますね♪
露に濡れるサザンカ
冬の白州蒸溜所でスタッフの恒例行事になっているのが、雪が積もった朝の雪かきです。
蒸溜所の敷地内を総出で雪かきするのですが、そのときに私たちの目を楽しませてくれるのがサザンカの花です。
寒い中でも鮮やかな色のサザンカを見ていると元気をもらえます。近づくと香りがとても華やかなんですよ♪
ヤイトバナの実は野鳥の大切な食糧
枯れ枝に巻き付いている茶色の小さな実はヤイトバナの実です。
実はこのヤイトバナ、夏に咲かせる花も一見すると可憐なのですが、葉や茎をさわると独特の嫌な臭いがします。
しかし、このヤイトバナの実は、野山にエサが少ない冬の時期に、野鳥たちの大切な食糧になっていているんですよ。
子どもたちがかけた鳥の巣箱にも雪が積もっていました
白州蒸溜所の森の中には鳥の巣箱も設置されています。
これは地元北杜市の保育園の子どもたちが「巣箱かけ」をしたもので、サントリーが愛鳥活動の一環で1988年から続けている活動なんです。
子どもたちが描いた、色彩豊かな巣箱の絵を見ると心が和みますね♪
羽を広げるダイサギ
白州蒸溜所内にある池のほとりでダイサギを見つけました。ダイサギは渡り鳥で、冬になると白州の森でよく見かけます。
体も大きいので森のなかでも見つけやすく、羽を広げると約130㎝にもなるんですよ!
冬の日差しをうけて白い雪のようにきらきらと輝いて見えました。
今回は、白州蒸溜所の冬の様子をご紹介しました。
この時期は森の木々が葉を落とし、少し寂しい景色に見えますが、普段は木の葉で隠れてしまう野鳥が見つけやすくなる楽しい一面もあるんですよ。
これからも、季節によってさまざまな表情を見せる白州蒸溜所の魅力をお届けしていきます♪どうぞお楽しみに。
【お知らせ】工場見学の営業に関する最新情報は、白州蒸溜所ホームページにてご案内しています。ご来場前に必ず、営業日・時間、予約方法等のご確認をお願いいたします。