山崎蒸溜所便り
白州蒸溜所便り
山崎蒸溜所・白州蒸溜所のユニフォームが新しくなりました!
2021年12月7日
こんにちは、水野めぐみです。
今回は、蒸溜所で働く従業員たちが普段着用しているユニフォームをご紹介します。
新しくなった山崎蒸溜所のユニフォーム
2023年に山崎蒸溜所は100周年、白州蒸溜所は50周年という大きな節目を迎えます。
この節目を前に、ユニフォームをリニューアルしました。
新しいユニフォームは「ウイスキーづくりへの思いを込め、蒸溜所ブランドを表現するデザイン」にこだわりました。
ジャケットの背面には蒸溜所のロゴが入っています
まずは上着のデザインからご紹介します。
ユニフォームの上着はポロシャツとジャケットの2種類があり、季節や、仕事の内容によって使い分けています。
今回のリニューアルで、上着の色は山崎・白州それぞれのブランドカラーに変更になりました。
山崎の黒色のカラーは「墨黒〈スミクロ〉」と、白州の深緑色のカラーは「白州グリーン」と呼んでいます。
新しくなった白州蒸溜所のユニフォーム
続いてボトムをご紹介します。
ボトムは山崎蒸溜所・白州蒸溜所ともに共通のベージュのスラックスを着用しています。
黒などいくつかの候補から従業員にもアンケートをとり、この色に決定しました。
刺繍が入ったジャケットと帽子
最後はロゴについてです。
ジャケットの胸元やキャップの中央にデザインされているのは、山崎蒸溜所・白州蒸溜所のロゴです。
ジャケットの背面の「山崎」「白州」は、ボトルにも記されている2代目マスターブレンダー佐治敬三の書の文字を元にしたオリジナルのロゴが刺繍されています。
着用しているつくり手に聞くと、「このユニフォームを着ると気が引き締まる思いがする」そうです。
新しいユニフォームは、デザインだけでなく機能性にもこだわっています。
つくり手は自然の力も借りながら四季折々の環境でウイスキーづくりをしています。
例えば真夏であっても直火で蒸溜するポットスチルの間近での作業や、真冬の白州の貯蔵庫内など寒さの厳しい環境での作業があります。
そのため、ユニフォームの生地には、汗を素早く吸い発散し、夏は涼しく冬は暖かく感じられる素材を使用しています。
腕を上げやすいよう縫製を工夫したポロシャツ
また、製造現場では日常的に発酵槽やポットスチルのような大きな設備のメンテナンスや清掃を行っており体を大きく動かす場面も多いため、体の動きを考えた縫製や肩や腰に伸縮性のあるリブ編みを使用するなど動きやすい工夫がされています。
実際につくり手たちからも、「新しいユニフォームはスタイリッシュなだけでなく、軽くて動きやすい!」という声があがっていました。
現在、山崎・白州蒸溜所は見学休止しており、残念ながら実際にご覧いただく日はまだ先となりますが、蒸溜所便りを通じて、これからも新しいユニフォームに身を包んだ従業員たちがウイスキーづくりに励む様子をお届けしていきたいと思っています。
ぜひ楽しみにしていてくださいね♪
(こちらの記事にて実施していたアンケートは終了しました。ご協力ありがとうございました。)
【工場見学一時休止のお知らせ】新型コロナウイルスの国内感染拡大を受け、感染防止のため、当面の間、工場見学および場内全施設(ショップを含む)を休止させていただきます。見学・予約再開につきましては、日程が決まり次第、山崎蒸溜所ホームページでお知らせ致します。(2021年12月7日現在)