サントリーウイスキー蒸溜所便り

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白州蒸溜所便り

【白州蒸溜所】うららかな春の風景と花々をご紹介します♪

2021年4月23日

こんにちは、森川ユタカです。
標高約700mの高地にある白州蒸溜所にも少し遅い春がやってきました。
今回は春の白州蒸溜所に咲く花々をご紹介します!


202104_hakudharu_top.jpg蒸溜所の入り口付近から見える桜と八ヶ岳


今年の白州蒸溜所での桜の見ごろは例年よりも早く、4月上旬から中旬にかけて満開を迎えました。
蒸溜所の敷地内には様々な種類の桜が咲き、毎年この時期は場内が華やかになります♪
中でも白州蒸溜所の入り口付近に並ぶ桜の木々は、雄大な八ヶ岳の遠景と美しい桜を同時に楽しめる、私のお気に入りスポットです。


202104_hakudharu_1.jpg可憐な姿の「カタクリ」


今年は蒸溜所の遊歩道を歩いていたら、薄紫色の「カタクリ」の花を見つけることができました。
「カタクリ」はユリ科の植物で、かつては球根から文字通り片栗粉がつくられていたんです。
山地で人知れず可憐に咲くその姿から「春の妖精」とも呼ばれ、花を咲かせるのに7年~9年ほどかかるそう。
春先に花を咲かせると初夏には枯れてしまうため、時期を逃すと見つけることができない貴重な植物なんですよ。


202104_hakudharu_2.jpgピンク色の花弁が美しい「セイヨウシャクナゲ」


醸造棟へ向かう小道では「セイヨウシャクナゲ」が咲いていました。
「セイヨウシャクナゲ」は日本原産の「シャクナゲ」と違って花弁が大きく、色が鮮やかなところが特長です。
濃いピンクの花弁は、新緑の木々の中で一際目立ちます。


202104_hakudharu_3.JPG貯蔵庫に向かう道端に咲く「ヤマツツジ」


「ヤマツツジ」は日本の野生ツツジの代表的な種類です。
蒸溜所の様々なところに群生していて、初夏にかけて薄ピンク色の花が楽しめます♪


202104_hakudharu_5.JPG春の景色を感じる白州蒸溜所場内


今回は白州蒸溜所からうららかな春の景色をご紹介しました。
冬は寒く厳しい白州の地は、春になると一斉に花が咲きだし、一年の中で最も色彩豊かな季節を迎えます。
この豊かな自然の中でつくり手たちは日々ウイスキーづくりと向き合っています。
これからも白州蒸溜所便りでは季節ごとのフォトレポートをお届けしていきます。お楽しみに♪



【工場見学一時休止のお知らせ】新型コロナウイルスの国内感染拡大を受け、感染防止のため、当面の間、工場見学および場内全施設(ショップを含む)を休止させていただきます。見学・予約再開につきましては、日程が決まり次第、白州蒸溜所ホームページでお知らせ致します。(2021年4月23日現在)


★白州蒸溜所のホームページ

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