こんにちは、水野めぐみです。
今年も山崎に梅雨の季節がやってきました。
今回は、この時期ならではの山崎蒸溜所の風物詩をご紹介します！

天王山を背後にした山崎蒸溜所

天王山の麓に位置する山崎蒸溜所。夏に向かうこの時期、緑豊かな山に面した山崎蒸溜所の裏庭では、梅雨時ならではの風物詩が見られます。

白い泡の中にモリアオガエルの卵が産みつけられています

その風物詩とは、木の枝に産みつけられたモリアオガエルの卵です。
モリアオガエルとはその名のとおり森や山に生息するカエルで 、普段はなかなか姿を見ることはできません。
また、産卵方法が少し変わっているのもモリアオガエルの特徴で、他の多くのカエルと同じように水中に卵を産むのではなく、水面上にせり出した木の枝や草の上に白い泡状の卵を産む珍しい種類なんです。
手が吸盤になっているので、上手に木に登ることができるんですよ。
山崎蒸溜所には、毎年6月中旬から7月にかけて、このモリアオガエルがやってきて、池の付近にあるモミジやツツジの枝に産卵します。

モリアオガエルは、地域によっては天然記念物や絶滅危惧種にも指定されている貴重な生き物です。
そのため木の枝に産みつけられた卵を見つけるのは、今年もモリアオガエルがきてくれたと、山崎の自然環境の恵みを感じる瞬間でもあります。

山崎の豊かな自然環境が育む梅雨の風物詩

今回は、天王山を背後にした山崎蒸溜所ならではの梅雨の風物詩をご紹介しました。
これからも蒸溜所便りでは、ウイスキー原酒を育む山崎蒸溜所を取り巻く自然環境や、時節に合わせた旬な情報をご紹介していきます。どうぞお楽しみに！

（アンケートは終了しました。ご協力ありがとうございました。）
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【工場見学一時休止のお知らせ】新型コロナウイルスの国内感染拡大を受け、感染防止のため、当面の間、工場見学および場内全施設（ショップを含む）を休止させていただきます。見学・予約再開につきましては、日程が決まり次第、山崎蒸溜所ホームページでお知らせ致します。（2020年6月24日現在）

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