山崎蒸溜所便り
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家飲みにもおすすめ!山崎蒸溜所のご案内係が教える「おいしいハイボールのつくり方」
2020年5月15日
こんにちは、水野めぐみです。
今回は、ウイスキーを「家飲み」でももっとおいしくお愉しみいただくために、山崎蒸溜所のガイドツアーで人気の「おいしいハイボールのつくり方」をご紹介します!
ウイスキー本来の味わいを愉しめるハイボール
ハイボールはウイスキーのソーダ割りを指すカクテルの名称です。名前の由来は諸説ありますが、有名な話は19世紀にスコットランドのゴルフ場で生まれたというもの。ある紳士がゴルフ場でウイスキーのソーダ割りを飲んでいたところに、高々と打ち上げられたゴルフボールが飛び込んできて、「これがハイボールだ!」と叫んだのだそうです。
そんなユニークな名前の由来を持つハイボールは、ウイスキー本来のコクや香りが際立つほか、食中酒としても料理の味わいを引き立ててくれます。
それではここからは「おいしいハイボールのつくり方」をご紹介します 。皆さんもぜひ一緒につくってみてくださいね♪
<1>グラスに氷をぎっしりと入れます。
なるべく大きめの氷を用意しましょう。氷は角から溶けていくので、角の少ないかちわり氷がおすすめです。グラスに氷を入れる際は、大きい氷と小さい氷を交互にパズルを組み合わせるように入れると、隙間なくたくさんの氷を詰めることができますよ!
グラスの縁まで氷をぎっしり入れます
<2>ウイスキーを注ぎます。
ウイスキーは、ソーダとの割合が「ウイスキー1:ソーダ3~4」になるように注ぐとバランスのよい味わいを愉しめます。その日の気分やウイスキーの個性に合わせて分量を少し変えてみるのもおすすめですよ。
お好きなウイスキーを注いでください
<3>ソーダをいれる前に!マドラーを使って、グラスの中をしっかりかき混ぜます。
ウイスキーを注いだ後、グラスの中を見るとウイスキーがゆらゆらと揺れているように見えます。
どうしてかご存知ですか?
これはウイスキーと氷が触れ合うことで希釈熱という熱が生じ、氷が勢いよく溶けているためです。蒸溜所ツアーに参加されるお客様からも「知らなかった!」というお声をよくいただきます。
この時グラスの中の温度は約2~3℃も上がっているので、そのままソーダを加えると、氷が溶けて水っぽいハイボールになってしまいます。そこでグラスの中のウイスキーをしっかり冷やすために、マドラーを使ってすばやく約10回転かき混ぜます。グラスが曇ってきたらウイスキーとグラスがしっかり冷えた証拠です!
かき混ぜた後は、減った分の氷を1~2個足してくださいね。
マドラーですばやく約10回転かきまぜます
<4>よく冷えたソーダを注ぎます。
ソーダを入れる際はグラスの縁に近づけて、泡を逃さないようにゆっくり注ぐのがポイント。
グラスの上の部分に少し空間を残しているのは、ウイスキーの味わいだけでなく「香り」も一緒にお愉しみいただくためでもあるんです。
グラスの縁に近づけてそっと静かにソーダを注ぎます
<5>マドラーをタテに1回入れて、ウイスキーとソーダをなじませます。
最後は、マドラーをタテにそっと入れるだけで十分です。ソーダの泡が上がってくるので、自然とウイスキーとソーダがなじみます。かき混ぜすぎるとソーダの泡が逃げてしまうので、かき混ぜすぎないのもポイントです。
これで完成です!
ぜひご家庭でハイボールをつくる時に、この「おいしいハイボールのつくり方」を試してみてください。このようにひと手間加えるだけで、キリッと冷えた爽快なハイボールが愉しめますよ!
この他にも、サントリーでは「ウイスキーのおいしい飲み方」をご紹介しています。
ぜひこちらもチェックしてみてくださいね♪
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