山崎蒸溜所便り
新たな門出を飾るシングルモルトウイスキー「山崎」
2016年4月8日
こんにちは、水野めぐみです。
4月になり、新社会人になる方、新たな環境で生活を始める方、新しいことに挑戦しようと思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方々の門出には、シングルモルトウイスキー「山崎」でお祝いはいかがですか?
山崎蒸溜所の桜は今年も綺麗に咲きました
シングルモルトウイスキー「山崎」の誕生は1984年。
発売当時はまだブレンデッドウイスキーが主流の時代、世界でもシングルモルトウイスキーはまだ限られた人たちにしか受け入れられていませんでした。そんな中、サントリー創業者・鳥井信治郎の次男であり、信治郎から二代目マスターブレンダーを受け継いだ佐治敬三は、日本のシングルモルトウイスキーはどうあるべきかを見据え、スコッチのシングルモルトとは異なる、日本的な上品なテイストのシングルモルトウイスキーをつくりたい、という熱い想いを抱きます。
敬三は、当時のチーフブレンダー佐藤乾とともに、数十万樽の原酒の中から、妥協することなくテイスティングを幾度となく重ね、理想とする香味を追求し続けます。そしてついに、1984年3月14日「山崎」は誕生しました。
二代目マスターブレンダー佐治敬三と発売当時のシングルモルトウイスキー山崎
佐治敬三と山崎蒸溜所のつくり手たちの想い・技が結集した、新たな挑戦ともいえる一瓶、その挑戦は見事に開花します。2003年、世界でも権威ある酒類コンペティション「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2003」にて、シングルモルトウイスキー「山崎12年」がジャパニーズウイスキーとして初の金賞を受賞するのです。
その後も数々の受賞を果たすなど、山崎ブランドは、日本のみならず世界中のウイスキーファンを魅了し続けています。
そして実は、ラベルの「山崎」の筆文字は佐治敬三の手によって書かれたもの。「山崎」の「崎」の字のつくりをよく見ていただくと、「寿」に似せて書かれていることが分かります。
山崎の筆文字には、門出を祝う意味も込められています
この「寿」は、サントリーの前身である「寿屋」の時代から脈々と受け継がれてきたウイスキーづくりへの想いと、ジャパニーズシングルモルトウイスキーの門出を祝う気持ちが込められているのです!
佐治敬三や山崎蒸溜所のつくり手たちの想いが込められた「山崎」は、お祝いの場や贈り物にもおすすめです。この春、新たな門出のお祝いは、「山崎」とともに素敵な時間をお過ごしください♪