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サントリーウイスキー「知多」のこだわり

2016年8月5日

こんにちは、水野めぐみです。毎日暑い日が続いていますが、皆さん体調は崩されていませんか?
今回は、サントリーウイスキー「知多」と、知多蒸溜所についてご紹介します!


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2015年9月に発売したサントリーウイスキー「知多」


この「知多」は、昨年9月に11年ぶりにサントリーウイスキーの新ブランドとして誕生したシングルグレーンウイスキーです!
グレーンウイスキーとは、トウモロコシなどの穀物を主原料とし、連続式蒸溜機と呼ばれる設備で蒸溜するウイスキーのこと。大麦麦芽を原料としたモルトウイスキー原酒に比べて、個性が穏やかで、すっきりとした味わいが特長。ブレンデッドウイスキーをつくる上では、モルトウイスキーの個性を引き立て、味わいのベースとなる重要な役割を果たします。


また、シングルにはひとつの蒸溜所という意味が込められており、まさしくこの「知多」はその名のとおり、愛知県・知多半島の知多蒸溜所で蒸溜されたグレーン原酒だけを使ってつくられたウイスキーなんですよ!


知多蒸溜所は、知多半島の海沿い、伊勢湾を望む場所に位置しており、1972年に竣工して以来グレーンウイスキーをつくり続け、サントリーのブレンデッドウイスキーを支えてきました。


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知多蒸溜所の場内にある看板
(注)工場見学は行っておりません。


知多蒸溜所では連続式蒸溜機を用いて、ヘビー、ミディアム、クリーンといった、タイプの違う原酒をつくり分け、それらを材質や前歴などの異なる樽で熟成させる事で、多彩なグレーンウイスキーづくりを行っています。そして、それらの個性の異なる原酒を、ブレンダーの匠の技でブレンドすることで、この「知多」の香味が完成します!


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知多蒸溜所の連続式蒸溜機


外観にもこだわりがあります。ラベルには、軽やかな風味を想わせる白地の和紙を使用。「知多」の文字は躍動感と繊細さを併せもち、ブレンデッドウイスキー「響」と同じく、書家・荻野丹雪氏によって書かれました。墨文字により、ジャパニーズウイスキーらしい気品としなやかさが表れています♪
また、ボトルは「知多」の明るく澄んだ黄金色が映える透明ボトルで、キャップシールには日本の伝統色「濃藍(こいあい)」を線上に重ねることで、軽やかな風を表現しています。


香りや味わいに加え、このようにこだわり抜いたデザインからも、つくり手の想いが伝わってきますね。


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お手に取られた際は、是非ボトルやラベルなどにも注目してみてください!


これから夏本番の季節がやってきます!暑い日には、「知多」をソーダで割った「風香るハイボール」で爽やかに乾杯してみてはいかがでしょうか?


「風香るハイボール」についてはこちらの記事でもご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね♪


注)知多蒸溜所では工場見学は行っておりません。


「白州」・「知多」のハイボールでリフレッシュしませんか?


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