山崎蒸溜所便り
「山崎蒸溜所ツアー」をご紹介します♪
2016年3月29日
こんにちは、水野めぐみです。
日差しが段々春めいてきましたね♪皆さんは春を感じる出来事はありましたか?
さて、今回は2016年1月から新たにスタートした「山崎蒸溜所ツアー(有料)」の見所をご紹介します!
皆さんのご来場お待ちしています♪
山崎蒸溜所ツアーは約80分。製造工程見学だけではなく、蒸溜所ならではの希少なモルト原酒などのテイスティングを通して、シングルモルトウイスキー「山崎」を五感で存分に体感いただく内容となっています♪
それでは、ツアーの概要をルートに沿ってご紹介していきますね!
出発地点は山崎ウイスキー館2階。まず最初に、山崎の名水や自然環境などに加えてミニチュア模型を使ってモルトウイスキーの製造工程をご紹介します。
その後、ウイスキーづくりの現場へ出発!
製造工程見学へ向かう途中、中庭で二人の男性の銅像と蒸溜釜(ポットスチル)が目にとまります。
ジャパニーズウイスキーの歩みを感じる中庭
銅像の二人はサントリー創業者 鳥井信治郎(向かって左)と2代目社長の佐治敬三(向かって右)。その隣にある蒸溜釜は、実は操業開始当時に使用していたもの。当時は、初溜釜と再溜釜の1対2基を使ってウイスキーづくりが行われていました。ジャパニーズウイスキーの歩みが始まった、ここ山崎蒸溜所の歴史を感じる場所です。
中庭を通り、いよいよつくりの現場に到着!
まずは仕込・発酵工程です。室内に入ると麦の香ばしく甘い香りとともに、ほのかな熱気も感じていただけます。発酵工程では、木桶とステンレスの発酵槽の使い分けについてもご紹介します。
原料の二条大麦麦芽も見ることができます
発酵室内の木桶発酵槽
続いて蒸溜工程。左右に並ぶ蒸溜釜は大きさや形状が異なり、多彩なモルト原酒のつくり分けを実感していただけるのではないでしょうか!
様々な大きさや形状の蒸溜釜
最後は貯蔵工程。静寂に包まれた貯蔵庫にずらりと並ぶ樽の迫力とウイスキーの香りに、思わず歓声があがります。
貯蔵庫では、長い時間をかけて樽の中のウイスキー原酒が熟成していく様子や、サントリーで使用している様々な種類の樽をご紹介します。原酒の個性は、樽の大きさ、形状、材質のみならず置かれる環境などによっても分かれるんですよ!
ウイスキーは長い時間をかけて熟成させるお酒
貯蔵庫の神秘的な雰囲気も肌で感じてください
最後はテイスティング。シングルモルトウイスキー「山崎」の味わいをつくり出す多彩な原酒の中から「ホワイトオーク樽原酒」と「ワイン樽原酒」の2種類をご用意しています。
ウイスキーにぴったりのおつまみもご用意しており、製造工程見学を思い返しながら、多彩なモルト原酒から生みだされるシングルモルトウイスキー「山崎」の香りや味わいをご堪能ください。
色・香り・味わいなど、じっくりとお楽しみください♪
いかがでしたか?山崎蒸溜所ツアーでは、世界に類を見ない多彩なモルトウイスキー原酒のつくり分けが行われている現場をご覧いただけます。蒸溜所内で変化する香りや温度なども、現場でぜひ体感いただきたいと思います
シングルモルトウイスキー「山崎」をより深く知りたいという方は、是非山崎蒸溜所ツアーにご参加してみてくださいね!ご来場、心よりお待ちしています♪