山崎蒸溜所便り
今年もモリアオガエルが卵を産みました!
2017年6月30日
こんにちは、水野めぐみです。
先日、山崎は本格的に梅雨入りをしました。この時期の山崎蒸溜所は、少ししっとりとした雰囲気を楽しんでいただけますよ。
今回は、そんな山崎蒸溜所で見ることができる、梅雨の時期ならではの風物詩をご紹介します。
山崎蒸溜所内でみられるモリアオガエルの卵
それは、毎年6月から7月頃にかけて山崎蒸溜所の裏庭の池周辺で目にすることができる「モリアオガエル」の卵です。白い泡のように見えますが、中には数百個の卵が入っているんですよ。
一部の地域では天然記念物にも指定されているモリアオガエルは、アオガエルの一種です。水のきれいな場所に生息していると言われており、繁殖期には水面にせり出した木の枝や草などに産卵します。白い泡で覆われた卵は乾燥から守られながら1週間ほどでふ化し、雨などで泡が崩れることでオタマジャクシは水面へと落下していきます。
良質な水に恵まれた山崎の自然環境は、モリアオガエルにとって居心地のよい場所なのかもしれませんね。無事にふ化するまで見守りたいと思います。
山崎の名水とモリアオガエルの卵
梅雨が明けるといよいよ本格的な夏を迎えます。
ぜひ山崎蒸溜所で、ウイスキーの魅力に触れながら季節の移ろいを楽しまれてみませんか。
【入場には予約が必要です(予約優先制)】
2016年1月より、山崎ウイスキー館のみ(ショップのみご利用の場合も含む)ご利用のお客様も予約が必要となりました。予約なくご来場の場合、場内混雑時には入場できない場合がありますので、事前に予約をお願いします。