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白州蒸溜所便り

読書の秋はこだわりのグラスでウイスキーを!

2017年10月2日

こんにちは、森川ユタカです。
暑さもやわらぎ、少しずつ秋の気配を感じる季節になりましたね。秋の夜長には、ウイスキーを片手に読書を楽しむ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、ウイスキーをゆったり楽しむ時におすすめの、ちょっと個性的なウイスキーグラスをご紹介します。


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ミステリー作家が手がけるこだわりのグラス
写真は、逢坂剛氏の 「謎」グラス


ウイスキーを愛するミステリー作家と、ハンドメイドに徹したものづくりを続けるガラス製品メーカー「菅原工芸硝子」がコラボレーションした「謎」グラス。
北方謙三氏や今野敏氏など日本を代表するミステリー作家であり、自他共に認めるウイスキー愛好家でもある5名が、自身の理想とするウイスキーグラスを手掛けました。それぞれの作家のこだわりとウイスキーへの想いを受け、高度な技術を持つ「菅原工芸硝子」の職人がデザインと機能のバランスを持つ、美しいグラスに仕上げています。


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お気に入りのグラスでゆったりとウイスキーを楽しみませんか


僕が注目したのは、逢坂剛氏が手がけた「謎」グラス。逢坂氏は、直木賞受賞作品「カディスの赤い星」や「さらばスペインの日日」などスペインを舞台にした作品を多く生み出されています。


「誰も見たことのないグラスをつくりたい」と考えた逢坂氏の脳裏に浮かんだのは、スペインにある幻想的な光を描き出すステンドグラスだったそうです。
明るい太陽の光が降り注ぐスペインの街並みや、燃えたぎる情熱を表現するフラメンコの衣装を思わせる鮮やかな配色の個性的なグラスで、ウイスキーを楽しむのはもちろんですが、そのまま飾るのもおすすめですよ。


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ガラスで表現するのが困難な「赤」を入れた配色に挑戦しました


普段ウイスキーを飲むときは、オン・ザ・ロックスやハーフロックなど、香りを楽しみながらゆったりと飲み進めることが多いという逢坂氏。時間をかけてゆっくりと味わうことができるよう、シンプルでありながらも持つ手に自然となじむ形を追求し、使いやすさにもこだわりました。


「謎」グラスは、全部で5種類。今回ご紹介できなかった他のグラスのこだわりは、サントリー「イエノバ」でご覧いただくことができますので、ぜひ確認してみてくださいね。


サントリー「イエノバ」ミステリー作家が手掛ける「謎」グラスシリーズはこちらから


一部のグラスは、白州蒸溜所内のファクトリーショップでも販売中です。「謎」グラス専用の箱に入れてお渡ししていますので贈り物にもぴったりですよ。
「謎」グラスに込めた作家のこだわりに想いをはせながら、ウイスキーとともに読書など楽しまれてはいかがでしょうか。


★サントリー白州蒸溜所ファクトリーショップ「IN THE BARREL」はこちら

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