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バーボンウイスキーの魅力

2017年11月27日

こんにちは、森川ユタカです。
最近は蒸溜所へご来場されるお客様から「バーボンウイスキー」のブランドや楽しみ方について質問をいただくことも多くなりました。皆さんは、普段どのように楽しまれていますか?


今回は、僕が最近注目しているバーボンウイスキー「メーカーズマーク」の魅力をご紹介したいと思います!


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「メーカーズクラフトハイボール」で乾杯!


「Maker's Mark CRAFT HIGHBALL STAND」は、2017年7月に東京・銀座でオープンした、こだわりのプレミアムウイスキー「メーカーズマーク」のコンセプト店です。「メーカーズマーク」を、その個性を引き立たせるさまざまなハイボールで楽しめるお店と聞き、先日、同僚とともに東京まで足を伸ばしてみましたよ!


バーボンウイスキーの故郷として名高いアメリカ・ケンタッキー州の、豊かな自然に囲まれた蒸溜所でつくられる「メーカーズマーク」。ふくらみのあるまろやかな香味を実現するために冬小麦を使い、良質な水とともに丁寧につくられています。ウイスキーは、ボトルに詰められると、一本一本手作業でトレードマークである赤い封蝋が施されます。
ハンドメイドにこだわった、世界中のウイスキーファンに愛されるバーボンウイスキーです。


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一本一本、手作業で仕上げられる赤い封蝋からは
つくり手たちの愛情を感じます


「Maker's Mark CRAFT HIGHBALL STAND」では、オレンジピールやライム、ローズマリーなどを添えた「メーカーズクラフトハイボール」の他、フルーツやスパイスを漬け込んだメーカーズマークでつくる「漬込みハイボール」も楽しめます。
僕はまず「メーカーズクラフトハイボール」(オレンジピール)をいただきました。オレンジピールの爽やかな香りが「メーカーズマーク」の華やかな香りやまろやかな味わいを引き立て、とても美味しかったです!
お店では、メーカーズマークと相性の良い軽食も楽しむことができ、その後もさまざまなハイボールと共に、美味しい料理をしっかりと堪能してきましたよ。
皆さまもぜひ、素敵な空間で美味しいお酒と料理を楽しまれてみてはいかがでしょうか♪


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お店の方のおすすめ「スタッフドミートボール」
肉のうまみとチーズのコクが、口いっぱいに広がります


「Maker's Mark CRAFT HIGHBALL STAND」のニュースリリース
「メーカーズマーク」のブランドサイトはこちら


ところで、アメリカのケンタッキー州バーボン郡で生まれたことからその名が付いたといわれる「バーボンウイスキー」。実は、細かく製造上の規定が定められているのをご存知ですか?


<バーボンウイスキーの製造上の規定>
・原料の51%以上がトウモロコシであること
・溜出時のアルコール分が160プルーフ※(80%)以下になるよう蒸溜
・内側を焦がした新樽に125プルーフ(62.5%)以下で樽詰めして熟成
・水以外を加えず、アルコール度数40%以上で瓶詰
・2年以上熟成したものをストレートバーボンウイスキーと呼ぶ
※酒のアルコール濃度を表わす単位。アメリカン・プルーフで表記しています。


バーボンウイスキーが多くつくられているケンタッキー州やテネシー州の地盤は、石灰岩(ライムストーン)に覆われており、水はゆっくりと時間をかけて磨かれていきます。やがて湧き出たミネラル分を豊富に含む水は「ライムストーン・ウォーター」と呼ばれ、硬度の高い(300程度)この清冽な水がウイスキーに独特の風味を与えてくれるのです。


細かな規定のもと、自然が育む「ライムストーン・ウォーター」と、つくり手たちの多くのこだわりにより、深い色合いと特有の温かみのある香味を持つバーボンウイスキーが生みだされるんですね!
今回ご紹介した「メーカーズマーク」の他にも、私のおすすめは、「ジムビーム」と「ノブクリーク」です。
白州蒸溜所内の「BAR白州(有料)」でもお取り扱いしていますのでぜひご来場の際は飲み比べをされてみてください♪


★白州蒸溜所のホームページはこちら

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