山崎蒸溜所便り
今年もモリアオガエルが卵を産みました!
2019年6月17日
こんにちは!水野めぐみです。
梅雨に入り、山崎蒸溜所の周辺の木々も緑が一層深まったように感じられます。
今回は、毎年6月から7月にかけて蒸溜所内で見ることができる、この時期ならではの風物詩をご紹介します!
枝先の白い泡状の物体が、この時期の風物詩です。(2019年6月中旬撮影)
毎年この蒸溜所ブログでご紹介しているため、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
蒸溜所の裏庭の池周辺で見られるこの泡状の物体、これはモリアオガエルの卵なんです。
モリアオガエルは、一部の地域で天然記念物にも指定されている、アオガエルの一種です。自然豊かで良質な水に恵まれた場所に卵を産むといわれているモリアオガエルは、水面にせり出した木々の枝先に泡状の卵を産みます。
今年は裏庭出口付近のツツジの枝先に発見!
サントリーの創業者である鳥井信治郎は、蒸溜所の建設地として良質な水と自然環境にこだわり、数ある候補地の中から、万葉の歌にも詠まれるほどの名水の里として知られるこの山崎の地を選びました。
ウイスキーづくりに欠かせないこの山崎の良質な水は、カエルたちにとっても心地よい環境なんですね♪
裏庭の池周辺は、四季折々の姿を見せてくれます
これから「山崎蒸溜所ツアー」にご参加される方は、もしかすると、貯蔵庫を出た先の裏庭周辺でモリアオガエルの卵を発見できるかもしれませんよ!
山崎蒸溜所に足を運ばれる際は、ぜひウイスキーの魅力とともに山崎周辺の自然環境も体感されてくださいね♪
【入場には予約が必要です(要予約)】
蒸溜所への入場には、「山崎ウイスキー館見学」「山崎蒸溜所ツアー」等のご予約が必要です。予約なくご来場された場合、入場できない場合があります。必ず前日までの事前予約をお願いいたします。