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ミユビシギ

砂浜で波と戯れるシギ

全長19㎝。冬羽では、頭から背、翼の上面が灰色で、顔、胸、腹は白色。たたんだ翼の翼角部分に黒斑があり、目立ちます。夏羽では、顔から胸、背など上面が赤褐色になります。翼の上面には黒っぽい斑が見られ、飛行すると翼上面に白帯がでます。くちばし、脚とも黒色。 


北米大陸北部、グリーンランド北部、アジア大陸最北部に分布・繁殖し、冬には温帯、熱帯へ渡ります。日本では春・秋に通過している旅鳥ですが、関東地方以西では、越冬しているものもいます。「クリー」と聞こえる声を聴くことが多いです。外洋に面した砂浜に好んで生息し、干潟でも見られますが、底質が泥ではなく砂質の場所を選んでいます。トビムシ、小型貝類、ゴカイ類を好んで食べ、砂浜に波が打ち寄せるたびに、波に追われるように渚線を走り、餌取りをしている様子は、よく見られる光景です。

全長 19㎝
渡り区分 冬鳥/旅鳥

「渡り区分」の種類

環境
鳴き声

「鳴き声」の種類

上田秀雄

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