ホオジロガモ
おにぎり型の頭に
白くて円い頬
全長47㎝(オス)、40㎝(メス)。オスは頭から顔が緑色で、目の下に円い大きな白斑があり、名前の由来になっています。背から尾と翼の上面は黒色で、体は白色をしています。頭頂はとがり、三角おにぎり型をしています。メスは頭部が黒褐色で、身体は灰褐色。胸、脇は灰色に見えますが腹は白色です。
ユーラシア大陸北部、北米大陸の北部に分布・繁殖し、冬には温帯へ渡ります。日本には冬鳥として渡来し、北日本で多く見られています。湾内の海上、港内、穏やかな外海、河口などで見られ、時には淡水の湖沼にも入ります。「クー」や、「クッ クッ」という声を出します。日中に潜水して、貝類、カニ・エビ類などを食べています。数羽から20羽程度の群で見ることが多く、飛び立つ際には水面で脚を交互に出して助走をします。
※当サイトの内容、テキスト、画像、音源等の無断転載・無断使用を禁止します。