ビンズイ
「ビンビンツィーツィー」
すました顔で枝の上も"歩く"
全長15.5cm。ほぼホオジロ大のセキレイの仲間の鳥。尾はそれほど長くはありません。体の上面は緑褐色で、緑色味が強い。アジアの温帯地域に広く分布しています。日本では北海道・本州・四国の山地の林縁や岩地、草地などの明るい場所で繁殖しています。木の上や岩上など目立つ場所でさえずったり、そこから舞い上がってさえずりながら隣の樹上や岩の上に止る行動を行います。これは縄張りの確保の行動です。山地の林でこんな飛び方をするのは、日本では本種のみです。冬には本州以南(北海道は雪が多く、地面で餌が摂れないので)の平地の林、それも松林に好んですみ、地上で餌を探します。セキレイの仲間ですから、地上でも木の枝でも、脚を交互に出して゛歩きます゛。
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