ギンザンマシコ
ハイマツ林に際立つ赤い鳥
全長20cm。オスは頭から腰、胸・腹など赤色をしており、翼と尾は暗褐色。メスはオスの赤色部分が暗緑色をしています。くちばしは太いですが短く、色は灰黒色。北半球(ユーラシア大陸、北アメリカ大陸)北部の針葉樹の森林地帯に分布しています。日本では北海道の大雪山系や利尻岳のハイマツ帯に生息・繁殖していて、ハイマツやトドマツの実を食べています。冬期は山を下りて針葉樹林帯かその下部の森林に生活していて、都市内の街路樹の木の実を食べているのを見ることもあります。冬期には本州の森林でも少数が記録されています。「ピーピュウイー」など柔らかな声を出します。動作はゆっくりで体を重そうに動かします。
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