ヨタカ
餌探し
月夜に大きな口開けて
全長29cm。頭が大きい横長の体型をした鳥。全身黒褐色で、細かい模様が全身にあります。オスには翼の先と尾に白斑があります。細長い翼をゆっくりはばたき、速く飛行しています。尾も長め。「キョッ キョッ キョッ キョッ キョッ・・・」と早口で続ける大きな高い声で鳴きます。主に夜行性で、飛翔しながら、がま口のような大きな口を開けて、飛行中の昆虫類を捕らえ、餌にしています。
巣らしい巣はつくらずに、地上に2卵を産む。地面に親鳥がうずくまると、保護色になり見つけるのは大変。枝に止る場合も、枝の上に水平に止ります。アジア大陸の温帯から熱帯に分布しています。日本では全国で見られますが、九州以北で繁殖する夏鳥です。平地から低山の雑木林、林縁などに生息し、林道上を飛行しながら餌をとる姿が見られます。
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