ミサゴ
魚を捕食することから「魚鷹(うおたか)」の異名も
大きい魚は手拭を絞るように握って運ぶ
全長63cm、翼開長174cm(いずれもメス)。トビとほぼ同大のタカ。尾は短めで、翼は長め。背面は暗褐色で、下面は白色。翼の下面には暗褐色の模様が出ます。空中の一点に羽ばたきながら留まり、水面を探し、獲物を見つけると急降下し、足を伸ばして水中へ飛びこみ、魚類を捕らえます。捕らえた魚は小さければ片足で運び、大きいものは手拭を絞るように握り、魚の頭を先にして縦にして運びます。日本では全国で見られますが、北日本では夏鳥です。巣は大木の上や崖の上などに木の枝を集めてつくります。海岸、大きな河川、湖沼など大きな魚がすみ、波静かな水面がある環境に生息します。
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