ホシガラス
星烏と書いて「ホシガラス」
白い斑点を、星空に見立てたことに由来する
全長35cm。全身黒味の強い褐色で、白い斑点が沢山あります。翼は短めで幅広。なのでフワフワと直線的に飛行します。
しわがれた声で、「ガァー ガァー」と鳴きます。雑食性でハイマツの実、昆虫、鳥の卵や雛、など何でも食べてしまいます。ハイマツの実を貯蔵しておくこともします。日本では北海道・本州・四国の亜高山帯・針葉樹林で繁殖します。繁殖期が早いので本種の巣が見つかった例は少ししかありません。一般的には留鳥ですが、標高の低いといころなどに移動しているものもいます。昔から登山者にはよく知られており、「岳鴉(だけがらす)」の名で呼ばれていました。
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