ハリオアマツバメ
水平飛行は世界一!
尾羽の先に針を持つ
全長21cm。翼を広げると50cmにもなります。先のとがった細長い翼を浅くはばたき、また滑空してスピード速く飛行します。水平飛行では最速の持ち主でしょう。北海道では平地から山地の、本州では山地の広葉樹林、針葉樹林に夏鳥として渡来し、大木の樹洞に巣をつくります。空中に浮遊している昆虫を飛びながらとらえるのに適した、ツバメ類よりもさらに長い鎌の形をした翼を持っています。鳥類のなかでも一、二を争う速さといわれるスピードでひるがえる姿は、ダイナミックです。アマツバメ、ヒメアマツバメとともに、アマツバメの仲間の中ではいちばん大きいのがこれ。アマツバメ類は、ツバメに似ていますが生物学上は類縁関係は遠く、アマツバメ科に属します。
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