サンコウチョウ
鳴き声が「ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイホイ」
と聞こえるところから、三つの光、
「三光鳥(サンコウチョウ)」と名づけられた
全長45cm(オス)、17.5cm(メス)。小さな冠羽があり、目の周りとくちばしはコバルト色をしています。日本では本州・四国・九州・沖縄に夏鳥として渡来し、平地から低い山のうす暗い林で繁殖します。さえずりが、「ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイホイ」と聞くことができるところから、三つの光、三光鳥の名がつきました。うすぐらい森の中で、オスは30cmもの長い尾をひらひらさせて飛ぶ姿は、まるでまぼろしのよう。5月ごろ渡来して日本で繁殖、秋、南方へ渡ります。春に渡ってきたときはすでにオスの尾は長いのですが、秋に渡るとき、長い尾は無くなっています。
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