アオゲラ
まるで口笛のような鳴き声
日本にだけ暮らすキツツキ
全長29cm。体の背や翼の上面は暗緑色。腹には横じま模様があります。顔に赤い斑があり、頭が大きく赤いのがオスです。とがったくちばしで、木を掘り、虫を食べますが、アオゲラの餌は主にアリ類です。巣穴は大木に自分で掘ります。「ピョー ピョー ピョー ピョー」と大きな声がさえずりです。キツツキ類が木を叩く目的はひとつではなく、(1)木の幹にいる昆虫を捕らえてエサにするため(2)巣穴をつくるため(3)他の鳥のさえずりと同様、なわばりの宣言と異性への求愛のためなどがあります。(1)について、穴をあけたり皮をはいだりするのは多くは虫におかされた木で、健全な木をつつきまわることはほとんどありません。林業にとっては益鳥です。
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