鳥の世界のカリスマ・柳澤紀夫先生の、そんな声に誘われて、さっそく体験してみました。
結果を先に明かしてしまうと、バードウォッチングは、想像していた以上に面白いものでした。
バードウォッチング・デビューのために訪れたのは、東京都心部の、とある緑地。
スタート地点で、まず教えていただいたことがあります。
“聞く”と“見る”。どっちが先?
海のように遠くまで見渡せるところなら、話はまた別です。けれど、この緑地のように木に囲まれた場所では、まず“聞く”ことが基本になります。
“見る”にもコツが!
耳をすまします。鳥の声が聞こえたら、声がする方向を向きます。それから目で鳥を探すのですが、その時ちょっとしたコツがあります。それは、どこか一点に注目しないで、全体を漠然と見ること。そうすると、視野を広く使えて、鳥の動きに気づきやすくなります。
双眼鏡の上手な使い方
あ、何か動いた。鳥!今、あそこの枝の方に…。そんな様子を目でとらえて、鳥がどこかの枝に止まったのが分かったとします。するとそこで、双眼鏡の出番ですが、使い方には、やはりコツがあります。鳥を見たまま顔を動かさずに、双眼鏡を目にあてがうようにすること。双眼鏡をのぞきながら上下左右に動かすのでは、鳥の姿を視界にとらえることが、なかなかできません。
追記:双眼鏡を使う上での
下準備&注意点
双眼鏡で、くっきり鳥の姿を見るには、あらかじめ視度などを調整しておく必要があります。取り扱い説明書等を参考に下準備をしてくださいね。それに、太陽が双眼鏡の視界に入るのはとても危険。くれぐれもご注意ください。
さて。いよいよバードウォッチングの実践です。
どんな鳥たちに出会えるかワクワクしながら、いくつかのポイントを目指しました。
緑地のいろいろなところを、2時間程かけて巡って、都市部にも、たくさんの種類の鳥がいることに気づくことができました。
いろいろな鳥と出会えたのですが、えーっと名前は…と首をかしげているところに、ホッとする一言をいただきました。
★この日、出会えた鳥たちは24種類。ページの最後に、写真と共に名前をご紹介します。どうぞご覧ください。
はじめて体験して、バードウォッチングは本当に楽しい!と実感しました。
まだ体験していない方も、どうぞ気軽にはじめてみてください。
最後に、教えていただいたことを、もう一つ。
サントリーの愛鳥活動では、鳥たちを環境のバロメーターと捉え、
国内外の野鳥保護活動を応援しています。
バードウォッチングを通じて、
私たちの活動に興味を持っていただけると幸いです。
身近なところにも、思いの外、いろいろな鳥たちの姿があります。
まずは<いるかも>と意識することからはじめて、あなたにも、鳥たちとの素敵な出会いがありますように。