まだキャップを開けていませんが、同じペットボトル飲料なのに液面の高さが異なります。どうしてですか?
同じペットボトル飲料なのに量が違って見えるのは、中味の充填方法が違うからです。
内容量は同じですので、キャップを開けると液面は同じ高さになります。
中味の充填方法には、「ホットパック充填」と「常温無菌充填」というものがあります。
<ホットパック充填>
容器上部いっぱいまで中味が入っているように見える商品が「ホットパック充填」されたものです。
充填時、加熱殺菌した中味のもつ熱で、容器、キャップの内面を殺菌しています。中味が熱い状態でキャップを閉め、その後常温に戻ると、気体部分の体積が小さくなり、容器内の圧力は低くなります。
その結果、ボトルの胴部が内側にへこむため、液面が高くなります。ただし、キャップを開けると液面が下がり、液面の高さが「常温無菌充填」の商品とほぼ同じになります。
<常温無菌充填>
加熱殺菌した中味を、無菌状態の部屋において常温で充填する製造方法です。(容器は無菌水で洗浄しています。)
ホットパック充填と異なり、中味を常温で充填するため、中味液面がホットパック製品ほど高くならず、未開栓でも液面が見えます。
同じ商品でも製造している工場が複数ある場合、中味の作り方は同じですが、充填方法が異なる場合があります。
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