ウイスキーの樽はどのような木で作るのですか?
ウイスキーの樽は、主にオークという木を使って作ります。
よく使われるのは北米産のホワイトオークです。バーボン樽はすべてこの木から作られており、バニラやココナッツのような香味を生みます。シェリー樽やワイン樽などにはヨーロッパ産のスパニッシュオーク、コモンオークなどが用いられていましたが、現在はシェリー樽もほとんどがこのホワイトオークを使用しています。スパニッシュオークを使用した樽を使うと、色が濃く、ドライフルーツやチョコレートを想わせる濃厚な香味を生みだします。日本ではサントリーが戦後、ミズナラ樽を作りました。ミズナラ樽は欧米産オーク樽にはみられない、香木の伽羅などを思わせる、きわめてオリエンタルな香りのウイスキーを育ててくれます。
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