貯蔵によってウイスキーはどのように変わるのですか?
貯蔵によってウイスキー独特の香味成分が生成され、無色透明だった液体は深い琥珀色に変わっていきます。
蒸溜したてのウイスキー(ニューポット)を、木製の樽に詰め、貯蔵庫でじっくり寝かせることを樽熟成といいます。貯蔵中のウイスキーは樽材を通してゆっくりと外気を呼吸し、荒々しかった香味は芳香とまろやかさを持ちはじめます。
また、不要な成分の蒸散や、樽中に入ってきた空気により、原酒の成分が変化したり、樽材から溶け出した成分と微妙に影響しあうことによって、ウイスキー独特の香味成分が生成されていきます。
ウイスキーにとって樽はゆりかご。ウイスキーは、樽貯蔵なしには生まれません。
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