「生ビール」とは、熱殺菌していないビールのことです。

貯酒・熟成によって出来上がったビールには、役目を終えた酵母が生きている状態で残っています。
この酵母の働きを加熱処理で止めるのが熱処理ビールです。
一方、ろ過によって酵母を取り除いたものが「生ビール」です。

生ビールは熱殺菌の影響を受けないため、ビール本来の新鮮さが失われることなく、豊かな味わいをお楽しみいただけます。
サントリーでは、生ビールの風味を生かすため、徹底したサニテーション（衛生的な状態をつくり出し、これを維持すること）によって日持ちするおいしい生ビールづくりを実現しました。

「ビールの表示に関する公正競争規約（第4条第2項）※」では、『熱による処理（パストリゼーション）をしないビールでなければ、「生ビール」または「ドラフトビール」と表示してはならない』と決められています。

※公正取引委員会「ビールの表示に関する公正競争規約及び施行規則」　

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