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6月23日(月)、東日本大震災復興支援活動「サントリー東北サンさんプロジェクト」は7人のプロ野球選手OB*を特別講師に招き、福島県いわき市立中央台東小学校にて「心をつなぐキャッチボール教室」を開催しました。教室は同学校に在籍する約150人の子どもたちを対象に体育の特別授業として実施され、初心者でも楽しめるキャッチボールの投げ方・正しい走り方講座などが行われました。
今回は特別講師として、駒田徳広さん(巨人OB、楽天初代コーチ)、吉村禎章さん(巨人OB) 、笘篠賢治さん(スワローズOB)、高橋雅裕さん(DeNAOB、楽天初代コーチ)、西崎幸広さん(ファイターズOB)、西山秀二さん(カープ・ジャイアンツOB)、久保文雄さん(DeNAOB)が参加しました。
講師が登場すると、間近で見るプロ野球選手OBの体の大きさに子どもたちも最初はびっくりした様子。講師がひとりずつ笑顔で挨拶をはじめると、子どもたちは元気いっぱいになり「この日の体育の授業をすごく楽しみにしていた」という声が飛び出しました。
最初に、各学年の代表に講師から今回のキャッチボール教室で使用する「ゆうボール」を寄贈。ゆうボールは、野球経験のない子どもや、キャッチボールが初めての子どもも一緒に楽しめるようにつくられた、やわらかいキャッチボール専用球です。受け取った子どもたちはボールを大切に抱えて嬉しそうにしていました。
寄贈の後は、講師7名を囲んで中央台東小学校の全児童450人と一緒に記念撮影。そしていよいよ、キャッチボール教室が始まりました。
キャッチボール教室には5,6年生の150人が参加し、まずは準備体操からスタート。しっかりと準備した後は、正しい走り方講座が始まりました。中心となる講師は、現役時代に俊足で名を馳せた笘篠選手。「もっと手も振っていこう」、とアドバイスを受けながら走る子どもたちの表情は、真剣そのものでした。
思いきり走った後は、ゆうボールを使っての「ボールの正しい握り方」が子どもたちに教えられ、いよいよ講師たちとのキャッチボールが始まりました。最初は慣れなくてうまくいかないこともありましたが、うまく投げられたときに講師から「ナイスボール!」と声をかけられると、子どもたちにも少しずつ笑顔が広がっていきました。
キャッチボール教室が終わると、最後は子どもたち全員が2列に並んで、間を通る講師たちをハイタッチでお見送り。子どもたちからは「今までで一番いい経験になった」という声も飛び出すなど、教室をめいっぱい楽しんだ様子がうかがえました。会場には、「ありがとう!」と講師とハイタッチを交わす子どもたちの笑顔があふれ、前回に続いて参加した駒田選手は「参加するたびに思うのは、東北の子どもたちを元気にする活動を、継続的に行っていくことが大事だということ」と語るなど、講師と子どもたちの絆が深まった教室となりました。
キャッチボール教室終了後、講師の7人はサントリー東北サンさんプロジェクトの一環である「フクシマ ススム プロジェクト」によって同小学校敷地内に建設中の学童保育クラブを訪問。学童保育クラブ建設に向けた思いや説明を聞くと、吉村選手は「少しでも早く、子どもたちが笑顔で元気に遊べる場所が増えるよう応援したい」と話していました。最後に講師たちから子どもたちへの応援の印として、サインボールと記念写真がプレゼントされました。
今回参加した講師からは、サントリー東北サンさんプロジェクトが現在実施している「みんなで復興横断幕をつくろう!」にも復興への想いを込めたメッセージをいただきました(これらのメッセージは本ホームページ内「みんなで復興横断幕をつくろう!」コーナーにてご覧いただけます)。また、この7人の講師は8月4日(月)に東京ドームにて開催される一夜限りの夢の球宴「サントリードリームマッチ2014」に選手として出場し、今度は東京から東北を応援していきます。
サントリー東北サンさんプロジェクトはこれからも、東北復興支援に向けたさまざまな活動を継続していく予定です。
※「みんなで復興横断幕をつくろう!」は終了いたしました。