2021年5月28日
#748 ボーデン バレット 『出来るだけ早く帰ってきたい』
ボーデン・バレット選手がサンゴリアスのメンバーにクラブハウスで別れを告げた日、チームメンバーやファンの皆さんへのメッセージも語ってもらいました。いつも通りひたむきで、そして笑顔のバレット選手でした。(取材日:2021年5月下旬)
このクラブを離れることを、とても悲しく感じています。そして1シーズンで皆にサヨナラを言わなければいけないことも、とても残念です。ただ、このシーズンはとても楽しめましたし、ファンの皆さんも含めて、関わっている全ての人が、このサントリーサンゴリアスというクラブを素晴らしいものにしていると思います。たくさんの仲間も出来ました。ですからチームの皆さんがニュージーランドに遊びに来た時には、ぜひ私のオークランドの家に遊びに来て欲しいですね。
私はこのチームを離れますが、サントリーサンゴリアスは、次のシーズンも絶対に良いチームになると思います。本当に良い選手がたくさんいますし、良いコーチ、スタッフばかりです。彼らはモチベーション高く仕事をしていますし、次のシーズンのために良い準備をしてくれると思います。素晴らしい選手たちがいるということで、次のシーズンも優勝の狙える位置に行けると思います。
出来ればまたサントリーに帰ってきたいと思っています。いつとは明言できませんが、本当にスペシャルなクラブだと感じていますし、関わっている人々がこのクラブを素晴らしいものにしていると思うので、出来るだけ早く帰ってきたいと思っています。トップリーグの年間表彰式でも、次に来る時には他の兄弟を連れて来るかという話をしましたが、日本でそういうことになればとても嬉しいですし、兄弟たちにもこのクラブを推薦したいと思っています。まだサントリーのシーズンを終えたばかりですが、今後は、まず個人的にはニュージーランドに帰って、再び黒のジャージを纏うというところを目標にしています。
ファンの皆さんのサポートには、心から感謝しています。ファンの皆さんにとっては、過去2シーズン、コロナの影響で規制がたくさんあり、選手の目線から見ても、本当に大変だったと思います。その中でサポートいただいたことに感謝していますし、黄色いジャージを着ている皆さんに囲まれて試合が出来たり、皆さんの笑顔を見ることが出来たことは、本当に力になりました。ありがとうございました。
(インタビュー&構成:針谷和昌/通訳:山口祐二/編集:五十嵐祐太郎)
[写真:長尾亜紀]