2008年3月21日
#138 選手全員コメント『今シーズンを振り返って』
佐々木 隆道:
今年は波がすごくあって、いい時もあれば悪い時もあり、怪我とかもあってアップダウンがすごく激しく、選手としてはあんまりそういうシーズンを送るのは良くないんですけれど、人間的にはちょっとは成長できたかなと思います。今まで怪我で試合に出られないということもなく、そういう人の気持ちとか、何でラグビーするんや?とか、単純なことを原点に帰って見つめ直せました。悔しい思いをいっぱいしましたけれど、どっかでこの経験を活かせるように、またちょっと休んでから頑張りたいなと思います。
サイモン メイリング:
ハッピー、いま休みで、だからハッピー。でも日本選手権決勝はちょっと残念ね。シーズンは良かった、でも最後の試合は残念。トップリーグ1番はハッピーね。決勝は怪我で出られず、これで終わるのは残念です。ウエールズのクネスリー、発音難しいね、ニックネームはスカラッツ、クネスリー・スカラッツへ行きます。楽しみですが、今は寂しいですね、日本を離れるのは。日本へ来て最初、試合前に皆が泣くのを見て、ちょっとビックリしたけれど、今は理解しています。今は問題ないけど、最初は凄くビックリ(笑)。ありがとう。
山下 大悟:
お疲れさまでした。いいところもあり、悪いところもあり、いろいろ勉強できたシーズンでした。ファンの皆さん、1年間本当に熱い声援、ありがとうございました。自分自身の調子はまだまだですね。もっともっとパワーアップして頑張りたいです。
小野澤 宏時:
いろいろあって、楽しかったなぁ、って思っています。ワールドカップから始まり、いろんなチームの波もあり、また一歩成長したと思います。MVPは取りましたが、まだトライ王は取れていないので、忘れ物がまだまだあるので(笑)、強欲な人みたいですが、頑張ります。
栗原 徹:
トップリーグでチャンピオンになれました。日本選手権の最後で負けちゃったんですけれど、また来年に向けていい課題というのが、浮き彫りになったかなと思っています。これを糧に、来年2冠を取れる様に、チームが頑張っていければと思っています。個人的には、今年は調子がいい時と悪い時がハッキリしたなぁ、と思っていて、そんな年でも若くもないので、波があってはいけないということが、今シーズン痛感したことなので、もっと安定感のあるプレーをしたかったなと思っています。今後はラグビーを続けて行こうとは思っているんですけれど、サンケイスポーツに載せてもらったので、オファーが来たらラグビーを続けようかなと思います。実力の世界なのでオファーが来なければ、生活もありますので仕事しなきゃ名と思っています。去年1年間慶應大学の方でアドバイザーをやらせてもらって、非常に面白かったので、そちらにも興味を持っているので、何らかの形でラグビーに携われたらなと思っています。あと何年も選手をやりたいので、何年もできるように頑張りたいと思います。
小川 真也:
自分の中では結構あと一歩というところまで行けていて、全十字靱帯という大きな怪我をして、悔しい思いをしたので、来季に向けてリハビリを頑張って、いい形で来季のシーズンを迎えらればなぁと思っています。僕は入院も手術も初めてだったので、やった時は内側だけだろうと思っていて、内側だけならいいかなと思っていたら、全十字も切れていて、診断を聞いた時は頭が真っ白でした。
篠塚 公史:
長かったですやっぱり。怪我してリハビリとか、ずーっときついことばっかりやっていたので、余計長く感じましたね。復帰してお祝いするなんて余裕もなくて(笑)、復帰戦はやっぱり緊張しましたね。それで負けちゃったコカ・コーラ戦は、忘れられない復帰戦ですよ。マイクロソフトカップに優勝できて良かったんですけれど、最後はあぁいう形で大敗してしまったので、来年こそは2冠を取って、自分もチームももっと成長したいですね。
前田 航平:
長かったです。個人的には今シーズンは、見ての通りあまり良くなかったですね。最初は良くなかったけど、中盤から後半にかけていろいろやってきて、それなりの結果も若干残して、社会人としてこれからどうやっていかなきゃいけないか、ということを少し教わった気がします。モチベーションの持って行き方とか、気持の作り方とか、学生の時みたいにダーッとやっているだけじゃいけないな、ということが、まだ2年目が終わったばっかりですけれど、ちょっとわかってきました。
田原 太一:
チームとしてはトップリーグで優勝できて良かったんですけれど、個人的にもっと自分のレベルアップをしないといけないなと、痛感した1年でした。最後の決勝戦で出番があって、正直嬉しくて緊張もあったし短い時間だったんですけれど、とても楽しくラグビーができました。来年は個人的には1試合でも多く試合に出ることで、チームとしては今年できなかった2冠を達成することです。
有賀 剛:
また新しい目標ができたので、それに向けて頑張ります。詳しくはブログに書きたいと思います。
東野 憲照:
今シーズンは怪我が多くて、満足にプレーできた時期が少なかったのですが、今シーズンで終わりなので、来年は怪我なく、仕事で頑張りたいと思います。ラグビー人生の中で、違う形(おにぎりマン)であれワールドカップに出られたことは、良かったかなと思います。
坂田 正彰:
長かったなというのが率直な感想です。タイトルも取れたし、充実していました。思い残すことはいろいろありますが(笑)、1年1年ですから充実していました。2つ取れれば一番いいですけれど、来年はこの悔しい思いをステップに来年、頑張っていかなければいけないですね。自分はノンビリと(笑)、来年はどうなるんだろうなぁ?今のところ終わってホッとしているぐらいで、来年のことはまだしっくり来ていないですけれど、やるべきことをやって、グラウンドレベルなのか何なのかわからないですけれど、頑張ります。
元 申騎:
最後、大チャンスで、いい形で終われなかったのが、ショックです。結構大変なシーズンだったので、もう1回、今度はしっかり休んで、シーズンが始まるまでには完全な状態で、また体づくりをしていきたいなと思います。ありがとうございました。
高谷 順二:
今シーズンは最後残念でしたけれど、いいシーズンだったと思います。ファイナルまで2つとも行けたというのは、凄く良かったです。あと怪我なく今年1年やれたのも、凄く良かったです。来年も取りあえずは怪我なしで、毎日グラウンドに立つことを目標に、頑張りたいと思います。
尾崎 章:
応援ありがとうございました。また来シーズン頑張ります。SPR!
平 浩二:
お疲れ様です。最後、負けたのは後味悪いので、来年こそは気持ちよく終わる様に、来年は2冠を取ります。ありがとうございました。
伊勢田 彬人:
来シーズンも頑張ります。
伊藤 俊平:
最後は本当に残念だったんですけれど、今シーズンはいろんな思い出もできたので、良かったです。来季は試合に出られる様に頑張ります。ファンの方々に今シーズンも応援してもらってありがたかったです。来年も頑張ります。
瀬川 貴久:
前半は凄い自分自身、試合にも出て充実していたんですけれども、後半は悔しい部分がところどころあったので、それを来季は最初から爆発させて、チームの勝利に貢献できる様に、レギュラーとして活躍したいと思います。
田中 澄憲:
長かったっす。間違いなく社会人に入って、1番長かったです。もう、ほぼ1年ラグビーやったので。まぁ、お腹いっぱいです。最後にあぁいう負け方をしたんで、ちょうどいいお腹の空きぐあいで終われたんではないですか?次へのモチベーションという意味で。来年はお腹いっぱいに出きる様に頑張ります。
林 仰:
チーム結果としては、2冠取れなかったことは凄く残念なことで、来季に向けて今回出た課題をしっかり直して頑張りたいと思うんですけれど、僕自身も今シーズンいろいろあって、何て言うんですかねぇ、考え直す時間がまたできて、来年はこの悔しさを存分に爆発させたいと思います。頑張ります。
野村 直矢:
1年目より今年の方ができたと思うし、また2年目から3年目へステップアップしていきたいと思います。
上村 康太:
怪我に悩まされた1年間で、実質半年しかプレーしてないんですけれど、来年もポジション争いがキツいんで、自分にできることをこのオフ中に一生懸命考えて、4月から一生懸命にやっていきたいと思います。怪我は僕、結構するんです。膝の靱帯を「やって3か月休んだり、でもシーズンを通して、シーズン最後にプレーしてなかったのは、たぶん初めてです。
川村 拓也:
楽しかったです。充実していました。ここからは仕事に専念して、チームのサポートができればと思います、外から。ありがとうございます。
大久保 直弥:
いやぁー2回決勝へ行けて、いいシーズンだったんじゃないですか。最後負けましたが、それはね、勝負だから、勝つ人がいれば負ける人もいますよ。来シーズンへはとにかく、体をしっかり治します。
田原 耕太郎:
2冠のうち1冠、タイトルを取って、入社して初めてのタイトルだったので、そういう意味では凄い充実したシーズンだったと思います。来年は最後、笑える様に、また頑張りたいと思います。チームのために、いつでも行ける様に、(苦しい時も)準備していました。
北條 純一:
お疲れさまでした。長かったですね。復帰の年であり、いろいろな経験を積めて、充実した1年間だったと思います。ただ、最後ちょっと出られなかったことに対して、怪我が多かったということもあって、来年はまた1つレベルアップして、基礎となる体を作ってチャレンジして、しっかり2冠取れる様に頑張りたいと思います。カムバックして最初の1試合目は凄いきつかったですけれど、そこから毎日走り込みました。次の試合から本当に楽に体が動く様になって、スピードが戻って来ました。これからです。
高野 貴司:
お疲れ様でした。最後は負けましたけれど、1年間を通して、本当に素晴らしいチームになったと思います。来年は立場が変わりますけれど、気持は変わらず、みんなと一緒に日本一を目指して頑張りたいと思います。
曽我部 佳憲:
お陰様の気持ちを忘れずに来年も頑張ります。ありがとうございました。今年、ラグビーができることの大切さをまた改めてわかった1年だったので、来年もお陰様の気持ちを忘れずに頑張ります。
青木 佑輔:
凄い長かったです、今シーズン。切り替えて、来シーズンに臨みたいと思います。いろいろな経験ができた年で、ラグビーをやっていていちばん楽しかったというか、嫌なこともいいことも、いっぱいあった年でした。
山岡 俊:
長かったですね。濃い1年でした。来年はより濃くなる様に、来年もチャレンジします。
早野 貴大:
最後の結果は非常に残念ですけれども、シーズンを通して言えば、チームの成長はあったのかなと思います。本当に何度も言いますけれど、最後の結果が残念です。この負けからまたスタートすると思うので、もう一度しっかり見直して、もう一枚上手になると言うか、いいチームになると思うので、頑張ります。
池谷 陽輔:
最後勝てなかったのだけが残念ですけれど、去年より個人的にもチームとしても、レベルが上がってかなりいいチームになったと思いますので、また来季が楽しみだなと思います。
長谷川 圭太:
怪我が凄い痛かったです。折れた瞬間がめちゃ痛かったのと、手術から目が覚めた時がめちゃ痛かったのと、何より心が痛いです、ラグビーできなくて。リハビリ頑張って、来年は今年以上のパフォーマンスを見せます。
ロッキー ハビリ:
皆さんありがとう。ラグビーシーズンが終わって、サントリーのチームメイトと1回別れて、国に家族と帰って、また日本にやって来ます。
ライアン ニコラス:
いいシーズン、楽しかった、チャンピオンになりました。休みたいですね。日本語良くなった?ちょっと勉強した。もちろん、続けます。
森岡 恵二:
去年のプレーオフは逆転負けを喫しましたが、今年はしっかり結果を残したということで、凄く成長したと思いますし、メンバー発表の時の1人1人の言葉を聞いていると、また凄くいいチームになったなと熱いものを感じたし、熱いチームになったなと思います。最終的に負けましたけれど、またそれはそれで課題として残して、今年1年は1つタイトルを取ったということが良かったと思います。個人的にはシーズンを通して1試合しか出られなかったので、悔しいですけれど、今年は今年は終わったので、また来年に切り替えて、上を目指して頑張りたいと思います。
佐合 佑太:
怪我に苦しめられた1年でしたけれど、来年からまた新しい気持ちでチャレンジしていきたいと思います。怪我はもうぜんぜん大丈夫です。
成田 秀悦:
いやー長かったですね。でも、いろんなポジションもできたし、勉強になりました。最後はあんな形で終わったんですけれど、来年に繋がるいい終わり方だったんじゃないかと思います。
ジャック タラント:
長い時間をサントリーの皆と共にしましたが、来年は新しいチャレンジをします。他のセカンドディビジョンのチームへ行きますが、またトップリーグへ上がってプレーしたいと思います。
大久保 尚哉:
今年は例年以上に期間が長かったので、いろんな意味で中身の濃い1年でしたけれども、マイクロソフトカップで優勝できて、日本選手権で優勝できなかったことは、来年に向けていい課題ができたのかなと、前向きに捉えて、また来シーズン2冠目指して頑張りたいと思います。坂田さんに続く2代目選手会長となりましたが、とくに選手会長だからと言って変わることはないんですけれど、いい意味で選手とスタッフがいい関係でやれる様に、多少なりとも潤滑油になれればと思います。
菅藤 心:
1年間、応援ありがとうございました。いろいろあったシーズンでしたけれど、最後マイクロソフトカップに勝って、日本選手権準優勝だった訳ですが、いい課題を三洋さんからもらったかなと思います。来期のモチベーションになるので、この敗戦は無駄にしない様に、来年は2つ取ります。
藤原 丈嗣:
最後は勝てませんでしたけれど、人生って甘くないんですね(笑)。来年は優勝できる様に、僕も練習したいなと思いました。頑張ってます。
竹本 隼太郎:
何から話せばいいんだろう。シーズン終盤に出続けられたのは良かったかなと思っています。マイクロソフトカップに優勝したことも、優勝経験は初めてですのでもちろん良かったと思うんですけれど、最後こうやって負けてしまって、もっとフィジカルもメンタルもタフじゃないといけないなと思わされたので、また明確な目標を持っていけると思います。
(インタビュー&構成:針谷和昌)
[写真:長尾亜紀]