2007年9月25日
#108 小野澤 宏時 小野澤スペシャルvol.5 『2度目のワールドカップ★勝利という結果を残すことが何よりも重要』
—— 今大会初トライ、やりました!おめでとう!!
ありがとうございます。
—— ようやくストレスが少し解消されましたか?
フィジー戦のような"熱"をチームとして発することが出来なかった点で、まだまだストレスを感じています。
—— あのインターセプトは狙っていたのでしょうか?
インサイドのディフェンスでプレッシャーをかけられていれば、チャンスはあると思っていました。ただ最初から狙ったわけではなく、自分のタックルエリアに入ったところでボールが空中にあったので取っただけです。
—— 今大会初めて小野澤選手の長い走りが見れて、しかもタックルに来た相手が触れずに倒れている姿を見てかなり爽快でしたが、自分ではどうでしたか?
後ろから追ってくる選手の人数と距離がなんとなく分かっている状態で、前にいる最後のディフェンスのコースがかぶる状態までスピードを落とし、カットインを踏もうという自分のイメージ通りに走り抜くことができました。
—— ウェールズの本拠地での試合、また今までとは違ったところがたくさんあったのでは?
やっぱり人の多さにはびっくりしました。観客の歌声でコミュニケーションが取りにくいため、チームとしてプレーを判断する材料を共有することの重要さを再確認しました。
—— チームとしては3敗目を喫しましたが、チームの雰囲気は?
4日後の試合で結果を残すことに切り替えています。
—— いよいよ最後のカナダ戦ですが、ファンに見てほしいところは?
チームとしてそして個人として勝利という結果を残すことが何よりも重要だと思っています。それだけです。
(インタビュー&構成:針谷和昌)