2007年9月19日
#107 小野澤 宏時 小野澤スペシャルvol.4 『2度目のワールドカップ★まだ出来ていないことにチャレンジしていく』
—— 第2戦フィジー戦、本当に惜しい戦いでした。やっている選手たちが、いちばん悔しかったでしょう?
出場した選手はもちろんそうですが、チームとしてここで結果を出そうと取り組んできただけに、チーム全体として悔しかったし落ち込みました。
—— 結果としては負けですが、チームとしては自信になりましたか?
そうですね。特にディフェンスでのプレッシャーが通用することが分かり、そこから世界に通用するという自信に繋がっています。
—— あの「ジャポン」コールの中にいた気持ちは?
会場全体が後押ししてくれている感覚はありましたが、あの瞬間は、どうやってスコアするのかで頭がいっぱいでした。
—— 清宮監督は最後の猛攻で「小野澤がヌルヌルって抜けるイメージが充分にあったんですけれど」と書いていました。自分でもそう思っていたのでは?
あの点差であの時間帯での出場だっただけに、最後逆転トライしてやろうと思ってグラウンドに出て行きました。前日から最後のトライのイメージは作っていたのですが、出来なくて残念です。欲を言えば、あと10分早く出場したかったです。
—— 第3戦に向けてチームとしての雰囲気、方向性はどうですか?
この2試合で、かなり怪我人が出てしまったのですが、ここまでの試合で出来ていることに自信を持ち、まだ出来ていないことにチャレンジしていくだけです。
—— 泣いても笑ってもあと2試合、活躍を期待してます
了解です!
(インタビュー&構成:針谷和昌)
[写真:長尾亜紀]