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初心者も楽しめるラグビーコラム

2024年5月 8日

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『スタッフのお仕事〜ホストゲーム運営担当編』

こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。

今回のこのコーナーは、ホストゲーム運営担当の野田航平さんのお仕事を紹介しつつ、イベント盛り沢山だったホストゲーム最終戦の様子をお届けします。



試合当日朝7時に会場入り。まずはその日の流れを自分の中で確認する作業。前日も会場にてステージの設営など、出来る限りのことは済ませてから当日を迎えるそう。


朝早くから多くの方が準備に携わってくださっていました。


8時前、この日自らのブランド「Monk」を初出店した仁熊秀斗選手ご本人が商品を搬入。


「Monk」ではTシャツとステッカーを販売していたんですが、このイラストは仁熊選手が自らの手で描いているそう!かわいすぎる!


こちらはお馴染み中村亮土選手プロデュースの「TRYFE」。このパッケージのイラストは浦安D-Rocks所属の浅原拓真選手によるものだそうです。ラグビー界多彩です。


9時半、運営スタッフが集合。全体ミーティングで当日の持ち場等を確認。


その後もボランティアの方たちに声を掛けたりしながら会場内を動き回る野田さん。


11時、ゴリらんどOPEN。ここからはあまりの人の多さに野田さんを見失ったので(笑)会場の様子をご紹介します。最初に出会ったファンの女の子。コーディネートのレベルが高すぎます!


いい天気すぎてとても暑かったので、ハーゲンダッツのサンプリングは最高だったんじゃないでしょうか。


最近、ファンの皆さんのグッズのアレンジ力に脱帽しっぱなしです。


フォトブースも大盛況!


入場時にはダッコちゃんクリップが配布されました。集合するとなんかシュールでかわいい・・・


そうこうしているうちにノンメンバーも到着。一瞬お客様かと思いきや、仁熊選手のショップ前の看板を撮影、すぐSNSに投稿してくれた我らが宣伝隊長・木村貴大選手。


フォトブースにも選手が登場。


ラグビー体験コーナーでは選手とストリートラグビー。


特設ステージでもイベント目白押し。歴代レジェンドフロントローの皆さんによるちょっとニッチなスクラムトークでは、お客様がステージでスクラムを体験する場面も。そして畠山健介さんのトークは相変わらずキレキレでした。笑


スペシャルゲストとして登場してくださった藤木直人さん。YouTubeをご覧になった方はご存知かと思いますが、中靍隆彰選手とパパ友だそうで、これまでも何度か観戦に来ていただいているとのことです。


ステージイベントの締めくくりではノンメンバーのほぼ全員が登壇。圧巻です。


最後はハイタッチでお見送りしました。


結局試合終了まで野田さんも私も忙しく(笑)、18時半ごろにようやく再会できたのでお話を伺いました。

まず、ホストゲームの準備ってどれくらいの時間を掛けているのでしょうか?

野田開幕戦の3ヶ月くらい前に対戦カードがわかってくるので、それを基にこういうイベントにしようとか、春だからこういう企画にしようとか、なんとなくざっくりと考え始めて色んな場所にアポ取ったり調整したりして詰めていくので、2ヶ月くらい前にはやる事が決まってくる感じです。

対戦相手や日程、会場が決まらないと、なかなか具体的な準備ができなくて、試合の1ヶ月前くらいにマッチデースポンサーが決まるケースもあるので、じゃあそこからブースはこうしよう、体験コーナーはどうしようとかいうのを1ヶ月で一気に進めていくこともあります。

やりがいを感じることは?

野田僕はホストゲーム運営担当という役割を与えてもらってますが、ホストゲームって決して自分1人で準備できるものではなくて、選手・強化・ファンクラブ・物販・広報・パートナー・地域連携・・など、ほぼ全てのチーム関係者が一つになって、ホストゲームの開催に向けて準備をします。

そういった意味では、ホストゲームはサンゴリアスの全てが詰まった特別な日ですし、ホストゲーム運営担当は、チームの皆さんの役割の真ん中にあって、各担当とやり取りしながら試合に向けて一緒に準備をしていく、そんなところがとても面白くてやりがいに感じます。

今シーズンで一番印象に残ったホストゲームは?

野田全部しっかり覚えていますが、やっぱり今日のクボタ戦かなと思います。

ホストゲームならではの楽しみを作りたくて、今シーズンは選手との触れ合いを毎試合でやりたいと、開幕前から思っていました。ただ、選手が出てくることで、会場内での事故や混乱は防がなければいけない、という点を考えた結果、今シーズンハイタッチなどの選手とのふれあい企画は、告知なしでゲリラ的に実施をいたしました。

ファンの皆様へ一言お願いします。

野田いつもゴリらんどをお客様の顔を見ながらまわっています。選手との触れ合いやフォトブース、ラグビー体験などでお客様の笑顔を沢山見られてホッとしていますし、僕は入ってまだ1年半なんですけど声を掛けてくださる方もいらっしゃって、少しづつですけどファンの皆様からも認められていただけるようになったというか、見守ってくださってありがとうございます、とお伝えしたいです。

僕らも色々とファンの皆様に楽しんでいただこうとこれからも頑張り続けますし、それに対して最初は黄色い服を着てくださっている方ってそんなに多くなかったんですけど、今日とか見事に黄色に染まっているし声援もどんどん大きくなっていったのを感じてものすごく嬉しかったですし、応援してくださっている気持ちがものすごく伝わってきました。

来シーズンも「また来たい!」と思っていただけるような、楽しいホストゲームを考えてまいりますので、ぜひまたお越しください!

今後ともサンゴリアスをどうぞよろしくお願いいたします。

今シーズンのホストゲーム8試合で、のべ112,312人ものお客様にご来場いただきました。
本当にありがとうございました。

見事に黄色に染まったスタンドを見るたび、選手スタッフ一同本当にパワーをもらっています。
いよいよ始まるプレーオフでもどうか皆さんのお力を貸してください。

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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