2023年9月13日
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『新加入スタッフ紹介♪』
こんにちは!サンゴリーナちゃんです♪
まだまだ暑さが続くようですが、みなさん夏バテになっていませんか??
台風一過でサウナのような蒸し暑さの中、チームは9日(日)の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦を迎えました。
今シーズン初試合でしたが、白星を飾ることができ良い滑りだしを見せています。
ダイナボアーズ戦の様子はサンゴリアス公式YouTubeにアップされますので、ぜひご覧ください!
今回のスマイルカフェでは、今シーズン新たに着任したスタッフのインタビューをお届けします!
まずは、おかえりなさい!小野晃征コーチ!
2020年までサンゴリアスでプレーをしていた晃征さんがコーチとしてサンゴリアスに帰ってきました。
サントリーに戻ってきてどうですか?
「サントリーに戻ってきて、カルチャーはあまり自分がいた時から変わっていないし、みんな日々成長したいっていう環境であることは変わらないです。選手の時はすごく成長させてもらったので、そこに自分としてもこれからコーチとして、日々成長していきたいっていうのは意識してやってるかな。」
コーチングで気をつけていることはありますか?
「(コーチングのところで)同じ事を繰り返すっていうのは大事な部分もあるんだけど、同じ事だけじゃなくてコアな自分がすごく大事にしているもの、例えばコミュニケーションとか、人に質問して答えを聞き出すとか、そういうのは日々アプローチを変えながら(コーチングしている)。同じアプローチをしてたら選手たちはそれに慣れちゃうから、日々のコミュニケーションの仕方や声のかけ方、グラウンドでのコーチングの仕方は日々変えようとしてる。
(選手たちの)自分が成長したいっていう意識は、人が変わってるだけで意識は変わんない。やっぱり自分がいた時もサンゴリアスのOBたちが残してきたものを繋げて良いものにしようとして。今の選手たちも自分がいた時よりも良いものをつくろうとしているので、人が変わっただけでチームが大事にしているフィロソフィーとかは大きく変わってないです。なので新しい選手が入って、より良いものをつくろうとしているのはすごく感じる。(外国人選手は多くなってるけど)彼らの良い所をサンゴリアスに残していくことが大事だし、より日本人と外国人が良い環境でサンゴリアスらしいラグビーができたら一番良いと思う。自分がいた時も日本人と外国人をうまく繋げてやっていたのが、コーチの中でも外国人のスタッフがいて日本人のスタッフがいる中でよりコミュニケーションをとって、選手たちにアウトプットできたらいいなと思っている。」
今シーズンの目標を教えてください。
「選手もすごく成長したいっていう気持ちがある中で、自分もコーチとして負けないくらい成長したいなとは思ってます。ゴールはもちろんあるけど、そこにいくまでのプロセスというか日々何が出来るかっていうのを考えながら、スタッフと選手たちがどうやって一緒の方向を向けるかっていうのを意識していきたいと思います。」
次は増田和S&Cコーチです。
昨シーズンまではインターンとしてサンゴリアスを支えてくれていた増田SCコーチですが、今シーズンから常勤スタッフとしてチームを盛り上げてくれています!
今シーズン変わったことはありますか?
「(インターンから常勤になって)変わったなって思うことはやっぱり責任が変わりますよね。任されるものが当然増えたので、そこに対して、自分で決められる自由度は高まったんですけど、自由に決められるってことはそこに責任が伴うなって思います。変わってないと思うことは・・・基本的な業務がすごく変わったわけではないので、去年から任されていた部分もあるのでそこまで大きく変わった事はないかなと思います。
どうしても年が一番下だし、キャラクターもキャラクターなんで(笑)選手と近くなりすぎるところがあって、そこはやっぱり近くなり過ぎないように気をつけたいなとは常に思ってます。逆に近づける、近くなりやすいっていうのはひとつの強みだと思うので、そこのバランスを上手く取れるように気をつけています。
スタッフの皆さんからも可愛がっていただいていると思うので、良い意味でも悪い意味でも(笑)そこは非常に有難いですし、相談しやすかったりしますし、逆に困ってることはないかって気にかけていただいてます。」
個人的な目標はありますか?
「個人的な目標って難しいですよね・・・一番は優勝したい、以外ないじゃないですか。他の目標があっても優勝できなきゃ意味がないので優勝することしか考えてないです。僕はSCの中でも言葉だけじゃなく自分で見せれるっていう若さもあるし、もともとラグビーをやっていて見せれるっていうのはあるんでそういった意味で言葉で影響を与えられることもそうだし、自分の姿を見せて影響を与えられるように普段から取り組んで行きたいなと思って仕事をしています。」
増田コーチ自身のトレーニングについて聞いてもいいですか?
「普段のトレーニングは・・・時期に寄りますけど、最低週2回、多い時は週4回やってます。スクワット180㎏くらいを5,6回持って、それを5セットくらいやって。ベンチプレスやって、背中鍛えて、ってそんな感じです(笑)重たいものをたくさん上げられます(笑)」
最後はヒュー・ホーガンコーチです。
アイルランドからチームに加わったヒューコーチは、サンゴリアスに新しいエッセンスをもたらしてくれています!
サントリーに来てどうですか?
「とても楽しんでます。今(トレーニング)5週目が始まったところで、かつ菅平での2回目の合宿が始まったところで、本当にこの恵まれた環境でトレーニングができるっていうのはすごく幸運だと思います。同時にチームの皆さんが親切な心で受け入れてくれて、それにすごくハードワークしていると思う。スタッフ、プレーヤー共に親切ですしお互いとても良いセンスを持っているし強いコネクションがある感じ。サンゴリアスファミリーっていう強い結束があるのは見て取れる。
「(サンゴリアスの選手たちは)凄く良いチームだと思っていて、すごく才能に長けたプレーヤーがそろっているなっているのと、すごく仕事に対して熱心でそういった倫理感があると思う。お互いのためにハードワークするし、すごくよくやり切る。フィジカル面だけでなくて、自分たちのラグビーをしっかり理解して丁寧にやろうとする意識が高いと思う。スキルにも長けたチームですし、フィジカルの部分のエフォートっていうのをスキルと状況判断の噛み合った形にしてひとつにしていきたいなと思います。プレーヤーがそういったところに向けて一生懸命にやってるっていうのは見て取れます。
日本でのコーチングは初めてということですが気をつけていることはありますか?
「通訳がいる環境でコーチをするっていうのは初めての経験、英語と日本語といった2つの言語が混在するチームも初めて。なので、そこは良い機会だと捉えていて、なぜかというと自分自身がどういったメッセージを発信して、どれくらい精度を高くしないといけないかを思い返す良い機会になっている。本当に最重要項目だけに集中しないといけないなっていう風に自分でも自覚が高まっています。プレーヤーの頭がクリアになる、そのためには全部シンプルにしていかなくちゃいけなくて、そうなれば直感に従って試合の日にプレーするだけっていう状況にできる。あとはすごく良い通訳が二人そろっているっていうのはすごく幸運で、そこが大きな差を生んでるなと思います。」
個人的な目標はありますか?
「サンゴリアスは本当に歴史があるチームですよね。優勝経験があって、ほんとに勝つためにやるっていうところも含めて日本では長年トップチームとしてやってきているチームなので、自分としてはコーチ陣と一緒に仕事ができることを幸運に思っています。目標高いコーチ陣で、きよさん(田中清憲監督)はお互いチームワークを大切にお互いのアイディアを必ず共有しようという意識が高いですし、プレーヤーにとってすべてがクリアであるということに重きを置いてらっしゃるので、自分としてはきよさんと一緒に仕事ができて楽しいです。コーチ陣としては、試合の日にプレーヤーが本来持ってる才能を全面に引き出すのが仕事だと思っていて、同時に本当にずっと試合に至るまでに積み上げてきた道のりを試行錯誤しながら、小さな目標をどんどん超えていって優勝まで至ることができれば良いなと思います。」