2023年8月 9日
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『2023-24プレシーズンスタート!』
こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。
8月1日より、若手選手主体のプレシーズントレーニングがスタート。
初日はフィットネスとウエイトのテストが行われました。
なんとなくナーバスな雰囲気でテストがスタート・・・
みんな、辛いことを分かっているので、周りがとにかく盛り上げます。
そして、見てるだけのこちらも苦しくなってくるほど、みんな出し切ります・・
こちら、バックスで大越元気選手と共に最後まで走り切った中靍隆彰選手。あまりの暑さに「水かけて・・」と訴えると持参した水筒の中の『DAKARA』を「これかけていい?笑」と聞く見山範泰S&Cコーチ。ちなみに、サンゴリアスでは最近「マイボトル制度」を導入しまして、中靍選手は「うちにこれしかなかった。笑」と家族仕様の巨大な水筒を持参していたのでした。
ウエイトルームでは、顎がちゃんとバーを超えているか、じっとりとチェックする増田和征S&Cコーチ。
こちらでも、みんなに見守られながらテストが行われて行きました。
呉季依典選手は気合の雄叫び!
一方、自己ベスト更新ならず悔しそうな細木康太郎選手。
最後はグラウンドでスキル練習をして、この日の全体練習は終了となりました。
昨シーズン終盤に怪我で離脱、およそ4ヶ月ぶりにみんなと体を動かした仁熊秀斗選手は「4ヶ月間リハビリしてきて、みんなと一緒にやるために、しんどいこともやってきたので嬉しいって気持ちがあるのと、自分自身足りないところや弱いところを見つめ直してリハビリしてきたので、さらにパワーアップして帰ってこれたかなというのもあるんで、準備してきたものがどれだけグラウンドで出せるかというのも楽しみに思って今日を迎えました。怪我で長期間離脱するのも初めてで、手術も初めてしました。人生で初めてこのとだったのでいろんなことを思いましたし、シーズン中で周りが活躍するのを見て辛かったですけど、自分の怪我と向き合って来シーズン頑張ろうと思いながらリハビリ頑張ってきました。バックスリーにもすごい選手が入って競争率が高くなりますけど、自分の強みを生かして自分にしか出来ないプレーを見せてアピールして1試合でも多く出られるように頑張ります!」
若手主体の中、自ら志願して早めにスタートを切ったという中靍隆彰選手は「(理由として)ひとつは去年も出番なかったんで、自分も最初からやってアピールしたいというのもありますし、基本的にラグビーするのが好きで、若い子たちと一緒にやりたかったので(志願しました)。今日もそうですけどテスト前のナーバスになる感じも、心の中では楽しいなと思いながらやっていたので(この後ある)合宿もきつい中しっかり楽しんで元気出してやっていきたいと思います。もう何年優勝していないんですかね・・・もう簡単には『優勝したいです!』とも言えなくなってきていると思うので、あの瞬間をみんなで味わうために個人としてもチームのために何ができるかしっかり考えて、練習や練習試合も含め悔いがないようにやれることを全部やっていきたいと思います。好きなラグビーがいつまでできるかわからないですけど、そういう思いを毎日持ってやっていきたいと思います。」
久しぶりに会ったみんなは、テスト前はちょっと元気なかったんですが
グラウンドでボールを使い始めると、とても楽しそうに動き出したように見えました。
8月中旬には恐怖の?夏合宿が実施予定。
その様子はまたこちらでもご紹介しますね。