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初心者も楽しめるラグビーコラム

2023年5月26日

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『プレーオフ3位決定戦』

こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。

先週のプレーオフ3位決定戦をもって、サンゴリアスの今シーズンの試合が全て終了しました。


試合前日の府中のグラウンド。試合メンバーのトレーニングを見守るノンメンバー。何か持ってるなと思っていたら・・


ボジションごとに試合メンバーにメッセージが書き込まれた写真でした。片倉康瑛選手からは初めてメンバーに名を連ねたカラム・マクドナルド選手へ


垣永真之介選手から細木康太郎選手へ気合注入。


感慨深げにメッセージを見つめるトム・サンダース選手。


全選手スタッフでハドルを組んで、シーズン最後のトレーニングが終了しました。


トレーニング後、テビタ・リー選手に髪を切ってもらっていた岡新之助タフォキタウ選手。ノンメンバーも準備万端です。


そして迎えた試合当日。この日はノンメンバーの全選手がメインとバックのコンコースに分かれてファン対応を行いました。一緒に写真におさまる大賀宗志選手、髙本幹也選手、宮﨑達也選手、仁熊秀斗選手。


松島幸太朗選手はサインの列に並んでいた男子たちと記念撮影。


ひときわ大きなこの方も、交通整理にサイン対応にと大忙しでした。ちなみに真壁伸弥さん、今年のラグビーW杯を盛り上げるべく、ジャパンラグビーアンバサダー2023に就任されました。


コイントスを行う堀越康介選手とイーグルスのキャプテン・梶村祐介選手。サンゴリアスで同期入社だった二人が3位決定戦で戦うのも何か感慨深いです。


試合が始まる前までは結構降っていた時間もありましたが、みんなの思いが通じたのか試合後半は雨も止んでくれました。


試合開始直前のロッカールーム。


堀越キャプテンを中心にハドルを組みます。


試合では細木選手の雄叫びがリーグワンで初めて見られたり、尾崎泰雅選手が準決勝から3度目の正直でトライを決めたり、この日も色んなことがありました。


この試合が初めての先発出場だった雲山弘貴選手「いつも通りのプレーをしようと思って挑みました。それくらいです。リラックスしていました。最後のプレー以外はリラックスして、いつも通りのプレーができたんじゃないかと思います。(会場の雰囲気も)大学時代で慣れていたので、いつも通りでした。1年間たくさんの応援やサポートありがとうございました。来年こそは絶対優勝するので、来年も引き続き応援よろしくお願いします!」


こちらも久々の先発出場、そして自らトライも決めた小澤直輝選手「試合はサンゴリアスのプライドをかけた試合だったと思うので、個人としては自分なりのサンゴリアスプライドを持ってプレーしようと思って臨みました。今シーズンはノンメンバーとしてプレーすることが多くて、ノンメンバーと長い間一緒にやってきて彼らの成長とか、エネルギーというのは一緒にいてすごく感じたので、本当の意味でノンメンバーの気持ちも背負ってプレーできたかなと思います。こんなに負けたの久しぶりで・・だったんですけど、シーズン通して自分たちのラグビーのスタイルにチャレンジしたシーズンだったのかなとは思います。」


サンゴリアス初キャップを獲得したカラム・マクドナルド選手「夢が叶いました。今シーズンを通してこのジャージを着ることを思って一生懸命頑張ってきたので、それができて嬉しかったです。ピッチに入った瞬間はとても感動的で、ここに立てたことが嬉しかったけど、そこからは気持ちを入れ替えて、自分の役割を考えてピッチに立ちました。試合の週の水曜の朝にキヨさん(田中澄憲監督)に呼ばれて今週デビューすることを知ったので、家族に連絡をしたら試合の日には、お母さん、彼女、親戚のみんなが来日してくれて応援に駆けつけてくれました。(結果は)確かに悔しかったけど、それを乗り越えて糧にして次に進もうと思っています。次はもっとたくさんの機会にこのジャージを着て、みなさんにサンゴリアスのプライドをお見せしたいと思います。」


シーズン通して堀越選手とともにチームを引っ張ってきた齋藤直人選手「中4日での試合で、準備の段階でも難しかったといえば難しかったです。僕自身こんなに試合間隔が短かったのは初めてで、もちろん身体面もそうですけど準決勝あんな形で負けてるんで、本当にいろんな面でタフな1週間でした・・と思うんですけど、本当にチームも色々選手のことを考えて日程組んでくれて、選手はやれるだけの準備をして、試合に臨んだので全く言い訳をするつもりもないですし、厳しい状況ではあったんですけど最後まで戦ったなと思います。ただやっぱり本当に勝つチャンスはあったし、自分たちが勝っていてもおかしくなかったので、悔しいなというのは準決勝同様あります。すごい色んなことがあったと思って・・入部して3シーズン目で初めて開幕戦で負けて、開幕戦の前に代表から戻ってきて1週間ちょっとで開幕を迎えなければならなくて、それはどのチームの代表選手も同じなんですが、今年はキャプテンもやらせてもらってというところから始まって、開幕戦負けて『これはやばいな』と思って。ただその後ひとつめのターニングポイントになったのは(第3節の)キヤノン戦で。あそこで厳しい状況だったけど、サンゴリアスらしさっていうのが出せて、ここから上がってくぞってなった時に連敗して・・その後は勝ち星を重ねていけましたけど最後も負けて・・本当にもう浮き沈みのあるシーズンでした。ただ沈んで上がる過程で、チームとしてはどんどん成長していけたんじゃないかなと思います。ただ結果が出なかったことはすごく悔しいです。最後にどんな状況でもいつも応援してくださったり、会場に足を運んでくださるサンゴリアスファンのみなさんに背中を押されてシーズン乗り切れたと思います。僕だけでなくファンのみなさんも悔しい思いをしたと思うので、来年はみなさんに喜んでもらうためにも、自分たちのためにも勝つためにハードワークして必ず優勝して、一緒に喜びたいと思います」


こちらは、堀越選手がインゴールへ飛び込んだ後のシーン。トライ自体は残念ながら認められませんでしたが、いいシーンだなと思いました。来シーズンはこんなシーンをたくさん見たいですね。


試合後の風景。スタッフのみなさんもシーズン通してのハードワーク、本当にお疲れ様でした。


スタンドに挨拶をしに向かう中、アーロン・クルーデン選手はファンのお子様にスパイクをプレゼント。


シーズンを通して暖かいサポートをありがとうございました。
雨の日でも本当に多くの方に会場に足を運んでいただき、黄色に染まったスタンドを見るたび
サンゴリアス一同本当に勇気をもらいました。
コロナ禍を経て様々な規制もかなり減ってきた今シーズンは、久しぶりにファンのみなさんとの距離が近いたたことで、より一層応援の力を感じることができました。

望んでいた結果ではありませんでしたが、来シーズンは必ずもっと魅力的なチームになって戻ってきます。
ハードワークを続けてきた選手・スタッフのみなさん、サポートし続けてくれた家族のみなさん、そして声援を送り続けてくれたファンのみなさん、サンゴリアスに関わってくださった全てのみなさん、本当にお疲れ様でした。

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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