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スマイルカフェ

初心者も楽しめるラグビーコラム

2022年12月28日

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『X'masゲームと選手のおうちごはん』

みなさん、こんにちは!管理栄養士の大場彩可です。

先週日曜日に行われたNTTジャパンラグビーリーグワン2023 第2節NECグリーンロケッツ東葛戦は、開幕戦とはまた違った緊張感に包まれていましたが無事に勝利をつかむことができました。
クリスマスだったにもかかわらず会場に足を運び応援してくださったファンの皆さまに白星を届けることができて、選手たちにとっても記憶に残るクリスマスになったことと思います。

さすがに試合当日は引き締まった雰囲気でしたが、試合の前日は食堂にサンタ仕様で登場する選手の姿がありましたよ。

中村駿太サンタ「みんなに笑顔を届けることができたので、僕の仕事はしっかり果たしました!」と食堂に笑いを運んできてくれました(笑)

また、試合後のリカバリーフードもいつもと趣向を変えて、サンゴリアスのスポンサーでもあり、日ごろからキッチンカーでも食事をサポートしていただいているココロータス様ローストビーフ盛りを用意しました。

試合後にロッカーに戻ってきた選手たちが、「うおー!ローストビーフがあるー!!」「Marry X'mas!」と嬉しいリアクションをしてくれて、私も準備してよかったなと温かい気持ちになりました。

肉好きの山本凱選手はだれよりも先にローストビーフを頬張って上機嫌の様子。


まだまだ始まったばかりのリーグワン2023シーズンですが、開幕戦と第2節を終えて選手やスタッフの口からは「まだまだ課題が多い」という言葉がよく聞かれます。課題の一つ一つに真正面から向き合っていくそんな姿に触発されて、栄養サポートももっともっと良くしていこうという気持ちが湧いてくる毎日です。

ところで、栄養サポートのひとつとして、選手たちとクラブハウス以外での食事について話をすることがあります。チームで提供される食事以外は『いつ』『何を』『どのくらい』食べるのかを自分で選ばなければいけません。では、普段選手たちは自宅でどんな食事をしているのか、気になりますよね?

そこで、今回は最近の選手たちのおうちごはんをお届けしたいと思います♪

第1回目は、NEC戦でリーグワンデビューした小林賢太選手のおうちごはんをインタビューとともにご紹介します。

「自分で作る時に気をつけてることは、たんぱく質を必ず摂るようにしてます。卵、鶏とか絶対使うようにしてます。」

「朝ごはんは、眠くてあんまり自分で作りたくないんで、野菜ジュースとかヨーグルト、納豆とかでバランスとりつつ、この時(上の写真)は前日に炊いておいた炊き込みご飯で。炊き込みご飯にはきのことツナ缶が入ってて、しょうゆ、みりんで味付けしてます。」

「この時の昼ごはんは、ご飯は無印かなんかの炊き込みご飯です。無印は結構炊き込みご飯の素とかあるんで。その上は卵と鶏そぼろを炒めて混ぜただけ。あとキャベツを茹でて、かつお節とポン酢かけて。調理時間はいつもだいたい30分かかんないくらいを自分の中で目安にしてます。それ以上手の込んだものだと...(笑)」

「この炒飯も、みじん切りばーっとやって、炒めて、かき混ぜて、みたいな感じです。
自分でちゃんとご飯作るようになってから、何を作りたいかより何が摂れるかっていうか、栄養フォーカスになってて。最近は楽しいから作ってるっていうよりかは、栄養摂るために作ってるって感じっすね。
僕が中学校の頃には、体を大きくするために1日5食食べてました。中学校2年生で100㎏いきました。食べれば体は大きくなります!」


新リーグ開幕からスタートした2022年はすでに2シーズン目が開幕し、チームにとっても様々な変化のあった目まぐるしい1年だったように感じます。今年もたくさんの応援とご支援をいただき、誠にありがとうございました。
年が明ければすぐに第3節のキャノン戦を皮切りに試合が続いていきます。来年も会場を黄色く染めてエールを送ってくださる皆さまにお会いできるのが本当に楽しみです。
それでは皆さまもお体に気をつけて、良いお年をお迎えください。

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