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初心者も楽しめるラグビーコラム

2021年12月 1日

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『大分合宿』

こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。

ただいま大分合宿中のサンゴリアス。
少し肌寒い日もありますが初日からお天気に恵まれ、素晴らしい環境で良い時間を過ごしています。
5日間帯同してきましたので、その様子をご紹介します!


いつもは合宿の締めくくりに試合が行われることが多いのですが、今回はコベルコ神戸スティーラーズとのトレーニングマッチから合宿がスタート。試合前、ホテルでのバックスの選手たち。


その後メディカルルームを覗いてみると、少しずつ試合モードに入っていく選手たちがいました。箸本龍雅選手と仁熊秀斗選手。


試合会場に到着。風は冷たかったんですが青空の下、鈴木伸行トレーナーにテーピングを巻いてもらう石原慎太郎選手。


スティーラーズにはこの方が!日和佐篤選手と試合前に楽しそうに話していた村田大志選手。


この日ゲームキャプテンを務めた尾﨑晟也選手を中心に試合前のハドル。後日、尾﨑選手は「僕が入団してから一回も神戸に勝ったことがなかったんで、試合に勝ったことはすごく嬉しかったです。プレシーズンも2戦目でチームとして徐々に良くなってきているので、細かいところで修正しなければいけない部分はまだまだあるんですけど、大きく全体を見たらフィジカルでも良いバトルが出来ていたしよかったと思います。(合宿中のチームの雰囲気は)めちゃくちゃ良いと思います。みんな楽しむところは楽しんでいますし、グラウンドに入ればしっかりスイッチが入るのでここからこの1週間で出た課題や、やらなければいけないこととか細かく練習で詰めていけたらと思います。新しいリーグに向けてあと3試合、自分たちのかたちをしっかり磨いて開幕でいいスタートダッシュを切れるように、まずはそこに向けて合宿含めしっかりやっていきたいと思います」


移籍してサンゴリアス2試合目の森谷圭介選手は「楽しかったです。この前の織機戦が1年ぶりとかだったんで、試合自体が楽しみでしたし、サム(ケレビ)とか一緒にやったの初めてだったんで、楽しかったです。(自身の)調子はそんなに悪くないと思います。サンゴリアスはアタックのチームですし、僕もアタックするの好きなので楽しいです(笑)。今まで ちょっとディフェンスしていたんで、チーム的に(笑)」

ここで「楽しいしか言ってない(笑)。」と側にいた飯野晃司選手が特別参加。インタビュアー交代しました。
飯野:一番仲のいいチームメートとかいらっしゃいますか?
森谷:あまりいないですねー。
飯野:では勝手に部屋に入ってきて勝手に部屋風呂に入ることについてはどう思いますか?(飯野選手の部屋には露天風呂がついていたそうです!)
森谷:良い部屋だから入ってるだけで、仲良いとかではないです(笑)。


仲の良さがうかがえますね。最後はちゃんと森谷選手にしめていただきました。
「まずは怪我なく。私生活ではリラックスしてグラウンドの上で頑張って。まだ移籍したてで信用とかも薄いと思うんで、それを少しづつ作っていけるよう頑張ります」


後半から登場、この試合が復帰戦だった辻雄康選手は「復帰戦ということもあって長い間グラウンドから離れていたので不安もあったんですけど、自分のやることはまず体を張ってボールを持ったら前に出ることを意識していました。周りから自分らしいプレーだったって言っていただけたことも試合後何回かあって、それはすごく素直に嬉しかったんですけど、自分の中ではまだまだいけると思う部分もあってレベルを上げていきたいと思っています。自分が入って神戸と試合をしたことがなくてどんなものなのかそもそも分からなくて、相手がどうだからとかの緊張感はありませんでした。神戸に勝ったことでチームとしても良い雰囲気でスタート出来たと思いますし、合宿が終わるまでに少しでもレベルアップ出来たらと思っています。まずは開幕戦レギュラーで試合に出るために、一日一日の練習を大事にアピールできたらと思います」


試合翌日、近くの遊園地を開園前特別に開けていただき


温泉をプールにひいていただきプールリカバリー。たこさんの前でご満悦の様子の成田秀平選手。


紅葉もとても綺麗だったので、片倉康瑛選手にポーズをとってもらいました。


リカバリーを行った後、数人の選手たちは普及活動を行いました。別府ラグビースクールのみなさんとジョシュア・スタンダー選手。


こちらはセミセ・タラカイ選手と大分県立別府鶴見丘高校ラグビー部のみなさん。1時間ほどでしたが学びの多い時間になったようです。


最後に全員で集合写真


午後は全員で釣りへ。海辺でスーパーモデルのようなサム・ケレビ選手とセミセ・タラカイ選手。


釣りを始めたものの、魚より前に釣られてしまう人が続出。須藤元樹選手に釣られた中野幹選手。


アジを釣る人が多い中、大越元気選手が釣り上げたのは小さなフグ!(この後リリースしていました)


竿をあげてみるとエサを入れる入れ物の中に魚が入っていたという奇跡?を起こした尾﨑晟也選手。


釣り上げたアジを餌に大物狙いだった釣りマスターの祝原涼介選手。今回は残念ながら時間切れだったそうです。


合宿4日目の朝、ホテルの特設ウエイト場でトレーニングをする選手たち。


この日も快晴。翌日のダイナボアーズとの合同練習に向け軽くスクラムのトレーニング。


午後の練習後には、臨時スクラムコーチ?の田村煕選手の元、石原慎太郎選手と中野幹選手が個人トレーニング。


4日目の最後は飯野選手撮影による箸本龍雅選手の素顔の1枚を置いておきます。

合宿が終われば、3つのトレーニングマッチを経ていよいよリーグワンの開幕を迎えます。
今シーズンしか狙えない初代チャンピオンを目指し、よりチームの絆を深める合宿になりそうです。

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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