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初心者も楽しめるラグビーコラム

2021年4月 7日

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『2週連続の全勝対決』

こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。

4月3日土曜日。サンゴリアスは前週に引き続いての全勝対決、クボタスピアーズ戦を迎えました。


秩父宮ラグビー場に着くと、いきなりこの方に会いました。


この春からスタッフとしてサンゴリアスに復帰した平浩二さんです!
「ただいま!ですね(笑)。主にはみなとラグビースクールと平日のアカデミーの運営をします。特にアカデミーの方では、長友ヤス(泰憲)と一緒にコンタクトとディフェンスを教えていきます。なるべくサンゴリアスのプレーとアカデミーをリンクさせたいというのもあるので、時間が空いた時には府中のグラウンドへ練習の見学、勉強をしに行きたいと思います。6年振りに帰ってきて、ワクワク楽しみにしているので、もし見かけた時は是非声をかけてください!応援宜しくお願いします!」
福岡勤務時代の2019年は、地元のクラブチームでプレーされていたそうで動きには自信ありとのことでした!ちなみに、なにかポーズをお願いしたところ出てきたのが、平のTです(笑)。


そうこうしているうちに選手たちが到着。階段を使ってストレッチしていた西川征克選手を隠し撮りしていたら、こちらに気づいてマスクを一瞬外してくれました。


ウォーミングアップ終えてロッカーに戻る選手たち。何度見ても好きなシーンです。


この試合がサンゴリアスキャップ(公式戦出場数)50となった中村駿太選手。特製の刺繍入りジャージを着て、入場を待ちます。


緊急事態宣言の解除により開幕当初より観客数の上限が上がり、好カードということもあって8,747人の方々が会場に足を運んでくださいました。


この試合でも何度か相手ボールを奪った小澤直輝選手「前半すごくいい入りが出来て後半も最初の10分まではよかったんですが、そこから簡単なエラーだったり相手に追いつかれてしまったのが反省点。でも最後は勝ち切ったところが今日の全てだと思うので、しっかり来週修正してまた頑張ります。(個人的には)役割が自分の中で明確になっているので、頭の中でもすごくシンプルに考えられているのがいい点かと思います。もうあと来週NTTコミュニケーションズ戦が終わったらその後はノックアウト(ステージ)なので、チームでもうひとつ成長して迎えられるように毎日練習やっていきます!」


後半ボールを追いかけあった中村亮土選手とクボタの立川理道選手。日本代表でも同じポジションを争ってきた先輩後輩でもあり、試合中はバチバチでも不意に見ることができるこんな瞬間も、好きなシーンのひとつです。


結果はみなさんご存知のとおり、33-26でサンゴリアスが辛くも勝利。試合後、メンバーを迎える大越元気選手は「本当に嬉しい!!!」と満面の笑顔でした。その笑顔を見て、試合に出ているメンバーだけではなくチーム全員で戦っているんだと、改めて実感しました。


フル出場の飯野晃司選手もこの笑顔!


そして50キャップの試合を勝利で終えた中村駿太選手。フロントローのみなさんと記念撮影(ただ、北出選手だけ間に合いませんでした・・ごめんなさい)。駿太選手は試合後「相手の強みであるセットピースのところで、うまくやられちゃった部分もありますけど試合を通してうまく戦えたと思うのでよかったです。(50キャップを迎えるまでは)コロナがあったりW杯があったりでなかなか積み重ねられなかったんでちょっと長く感じました。サンゴリアスのフッカーって本当にレベルが高くて、今週試合に出られたからって来週試合に出られるわけでは全くないので、月曜日の練習から良い練習して良いアピールをして、またこの2番のジャージを着て次の51キャップを取れるよう頑張っていきます。」

駿太選手の言う通り、どのポジションも競争は本当に熾烈。
個人的には、試合の後のニュースなどでボーデン・バレット選手だけが多く取り上げられるのを見て「サンゴリアスには他にも素晴らしい選手たちがたくさんいるよ!」と声を大にして言いたいです。笑
世界的名手のバレット選手は、もちろん素晴らしいのですが。

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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