SMILECAFE

スマイルカフェ

初心者も楽しめるラグビーコラム

2021年2月24日

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『トップリーグ2021開幕戦』

こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。

いよいよ!待ちに待ったトップリーグ開幕の日を迎えました。
先週各チームのメンバー発表が始まったあたりから、ワクワクが止まりませんでした(笑)。
今回のスマイルカフェでは、開幕戦の試合以外のシーンを中心にご紹介しようと思います。


試合開始2時間前に到着すると、早速この方が鎮座されておられました(笑)。


トレーニング中もそうですが感染対策のため、ボトルは各選手専用に用意されます。加藤広人選手が抜け漏れがないかチェック中。


こちらは選手の到着を待ち構えるスタッフ3名。須藤惇アナリスト、平松航S&Cコーチ、吉浦翔ヘッドS&Cコーチ。スタッフからもワクワク感が伝わってきます。


そうこうしているうちに選手たちを乗せたバスが到着。


手指の消毒、検温をして中に入ります。


到着後はそれぞれのペースで体をほぐします。西川征克選手はこちらに気づいてくれました。


チームウォーミングアップが始まると表情は一変。気合いが入る飯野晃司選手。


そしていよいよロッカーアウト。花道を抜ける中村亮土選手。


こちらもいつもとは違う風景。これまでは両チーム揃っての入場でしたが1チームずつピッチへ。


この試合で6人の選手がトップリーグデビューを果たしました。8本のコンバージョンキックと前半終了間際には自らトライも決めたボーデン・バレット選手「サントリーのメンバーとしてプレー出来て光栄です。開催が延期されましたがやっと試合が出来て楽しかったです。トップリーグのプレースタイルも好きですし素晴らしい経験が出来ました。そしてファンの前でプレー出来たことも素晴らしかったです。観客の方々もリスペクトを持ってくれて試合中すごく静かで、トライを取った時などに歓声が聞こえて来て新しい経験でしたが、チームメートの声も聞こえやすくて良かったです。スタンドに黄色いジャージを着てくれた方がたくさんいてくれて嬉しかったです。選手としてもみなさんが応援に来てくれてその前でプレー出来ることはとても嬉しいので、ホームゲームの時はもっと黄色いジャージが見られることを楽しみにしています。Jsportsで見てくださってる方も、ニュージーランドでも放映されているようなので楽しんでもらえたらと思います」


2年目の辻雄康選手は、昨年中止になってしまった三菱重工相模原ダイナボアーズ戦でトップリーグデビューを飾る予定でした。1年越しのデビュー戦を終えて「開幕戦を目標に自分にフォーカスしてきたので、その試合に出られたことがすごく嬉しいです。そして改めて出てみて、サンゴリアスで試合をすることはとても楽しいと実感しました。今後もずっと試合に出られるよう、細かいところまでこだわっていけたらと思います。もっと練習でも自分のいいところを表現できるよう、アグレッシブにやっていきたいと思います。」


そして、新キャプテンとして攻守に体を張り続けた中村亮土選手「開幕戦をやり切れたことが心から嬉しく思えます。またプレシーズンをチーム全体でいい準備した事が試合で結果として現れて良かったです。久しぶりの公式戦ということもあり会場の雰囲気も楽しめました。これからも毎週ベストな準備を繰り返して高みにいけたらと思います。引き続き応援よろしくお願いします。」


マン・オブ・ザ・マッチには5トライを量産したテビタ・リー選手が選ばれました。周りの選手から祝福されつつ表彰に向かいました。


試合後恒例のチームソングはいつもより抑えめのボリュームで。


トップリーグデビュー組で記念撮影。左から齋藤直人選手、バレット選手、中野将伍選手、辻選手、中野幹選手、ハリー・ホッキングス選手。


流大選手と齋藤選手のスクラムハーフコンビ。これを見ていた大越元気選手「俺のいないところで・・」(笑)


昨年のリーグ中断からちょうど1年。これほどまでに待ち望んだことはありませんでしたが、選手たちは私たち以上だったことでしょう。様々な立場の方々のご尽力があって無事この日を迎えられたことに、とにかく感謝です。ついに走り出した最後のトップリーグ。今シーズンこそ完走できますように。

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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