2020年10月21日
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『菅平合宿2020 食事の様子♪』
こんにちは、管理栄養士の金剛地舞妃です!
前回の亜紀さんのスマイルカフェで菅平合宿の様子が紹介されていましたが、私も合宿に帯同してきたので、私からは合宿中の食事の様子をご紹介します♪
私は前日入りして、食事会場の確認や準備、合宿先のスタッフさんと食事メニューの確認等を行ったり、練習やトレーニングの準備を他の前日入りスタッフと一緒に行ったのですが、他のスタッフはこのように選手が行うトレーニングを予行練習して様々確認し、入念な準備をしていました。
準備を一緒に行ったり予行練習を見ることは、実際にこのような内容のことをするのだなと動きや強度や時間などを自分の目で見て感じることができるので、この食事メニューで大丈夫かなと改めて確認したり、多く必要になりそうなスナックオプションなどを合宿先のスタッフさんに伝えたり、選手へのメッセージPOPを追加したり、最終的な微調整を行うことができるので栄養士の私にとっても大切で有益なのです。
そして今回の菅平合宿では新たな試みやイベントを行いましたが、今回私は『ホットサンド屋さん』と『ラーメン屋さん』に変身!(笑)
『マイキー・ホットサンド』と『ラーメンDay』を実施しました♪
『マイキー・ホットサンド』は、1日の練習やトレーニングを全力でやりきるために朝食をしっかり食べられるようにという喫食応援や気分を変えることを目的に実施し、「ホットサンドいかがですかー?」など声をかけながら、ただひたすら私が焼きました(笑)
当初は合宿中の朝食で2回だけの予定で、「ボロネーゼ&チーズ」と「ハム&チーズ」をそれぞれ焼きましたが、選手たちからリクエストがあり、最終日の朝もう一度「ボロネーゼ&チーズ」を焼きました。
『ラーメンDay』は、気持ちのリフレッシュやお楽しみ目的で、リカバリーDayのランチに実施しました♪
といっても、この他に肉料理も魚料理も野菜類も普段通りあるので、栄養バランスよく食べることができます。
麺を茹でる私に「バリカタで!」、「湯切りが甘い!」、「お、コツつかんできたね!」などたくさんの注文と叱咤激励が入りました(笑)
トッピングは各自で!
そしてもうひとつご紹介したいのが、『チーム対抗スムージー対決』!
こちらは選手発の企画で、栄養、味・見た目、ネーミングで評価。
チームごとにどんな内容にするか話し合い、
実際に作って、
ネーミング決定や栄養ポイントのまとめを行い、食材の栄養素を調べたりする様子も見られました。
私は栄養面の評価をお願いされていたので、各チームの栄養ポイントについてのプレゼンを聞いたのですが、「こんなタイミングを想定して、このような働きのある栄養素のある食材を使いました!」など、よく考えているなぁと感心することばかりでした!
そして選手全員も自分以外のチームのスムージーでどれが一番良いかを投票するルールだったので、紙コップに全員分注いで、渡して飲んでもらうところまでしっかり行っていましたよ。
上手に役割分担をしながらチーム全員で一生懸命考えて話し合いながら取り組んでいる様子が印象的で、この企画をやりたいと相談された時も選手から栄養に関するチャレンジ企画が提案されたことがとても素晴らしいなと思いました。
また、普段は皆さんにお伝えしたいなと思う瞬間を自分で撮影するのですが、今回の合宿ではご紹介したイベントに加え、感染対策や各選手の様子の観察、そして選手からの自発的な食事相談や声かけも多く、常にあちこちから呼ばれるような状況で写真を撮る余裕がなかったため、カメラマンの亜紀さんやアナリストの須藤さんにも食事中の写真撮影をお願いしました。
私個人としては毎食もう本当にバタバタの食事タイムだったのですが、このバタバタはこれまで以上に選手の食意識が高まっているがゆえのもので、とても素敵なことだなと感じています♪
それでは最後に盛りつけチャンピオンの発表です!
菅平合宿2020の盛りつけチャンピオンは、こちらの盛りつけをした、
梶村祐介選手です!
親子丼とパスタからエネルギー源となる糖質をしっかり摂取。
親子丼の具も多く、それだけでなく魚もあり、野菜もお皿いっぱいにカラフルに盛りつけています。
隣の流大選手のとっても心のこもった『いただきます』も良いですよね(笑)
食事中あちこち選手たちから声をかけられる中で、「これすごく美味しかったから、シェフに美味しかったですって伝えてください!!」というのも多く毎回お伝えしていたのですが、合宿最後のミーティング時にシェフやホールスタッフの方など食事でお世話になった方々に選手たちからもお礼を伝えていました。
私が見ていても、毎日の美味しいお食事が選手が1日1日を頑張りきる大きな助けになっているなと感じました。
そして食事面だけでなく、合宿中たくさんのサポートをしていただいたことは選手たちもひとりひとりが感じていることだと思います。
私からの細かい要望へのご対応と美味しいお料理のご提供、そしてたくさんのサポートを本当にありがとうございました!