こんにちは。カメラマンの長尾亜紀です。

毎年オフシーズンに未公開写真集として主にオフショット中心に掲載してきましたが、写真を改めて見直す中で、選手の顔が分かりにくいため使い道も見つからず、でもお蔵入りするのも寂しいな・・・という写真がいくつかありました。

今回はそれらの写真を「サンゴリアスの風景」としてご紹介させていただきます。グラウンドの空気感を少しでも感じていただければ嬉しいです。

昨年4月、まだチーム全体の練習が始まる前は、主に夕方の時間帯にポジションごとのトレーニングが行われていたので、こんな夕暮れの日があったり

（たぶん）満月の夜も月明かりの下でトレーニング。

季節は流れ12月にもなると日もかなり短くなりますが、この時期の光が最高に好き過ぎて光の中へ身を投じながら・・・

限られたこの時間を楽しみつつ

その光の中で彼らが輝く瞬間を探し続けます。

この日は真冬の大雨。かなり寒い日でしたが選手たちは体から湯気を上げながら熱いトレーニングを行なっていました。

スクラムは、一見地味そうに見えていろんな表情を見せてくれると思います。

激しさだけではない美しさもあり

この中では彼らにしかわからない本当に緻密な駆け引きが行われていて

ついスクラムの練習が始まるとそちらの方へ足が向いてしまうのです。

キツイ練習中にお互いを励まし合う姿や

ラグビーならではというシーンで言えば、タックルで倒れた後にボールを繋ぐ瞬間。

トライラインを背負ってディフェンスに向かう瞬間の表情も好きな瞬間です。

最後にやっと顔が見えましたね。
完全なる自己満足の回（笑）にお付き合いいただき、ありがとうございました！
次回からは、しっかりと選手の顔がわかる写真をご紹介していきますのでご安心を。